サイバーエージェント、PC版「アメーバピグ」のサービスとその関連サービスを2019年12月2日をもって終了 「Flash」終了の影響で
サイバーエージェント<4751>は、本日(3月12日)、PC版「アメーバピグ」のサービスとその関連サービスを2019年12月2日15時をもって終了することを発表した。
PC版アメーバピグおよびPC版ピグサービスは、アドビシステムズの提供する「Flash」という技術を用いて、2009年2月よりサービスの提供を行ってきた。しかし、「Flash」を表示できないスマートフォンがこの10年間で大きく普及したこと、さらにブラウザ上で「Flash」に対する脆弱性が多く指摘されるといった理由から、PC版ピグサービスが使用している「Flash」の技術自体の開発およびサポートが2020年末をもって終了となることがアドビシステムズより発表されている。
これに伴い、Internet ExplorerやGoogle Chromeなどすべての主要ブラウザでFlash Playerを再生することができなくなるため、ブラウザ上でPC版アメーバピグも起動できなくなるという経緯から、同社は「Flash」を使用せずPC版ピグサービスを提供する技術検証を重ねてきたものの、別技術で完全再現することは困難を極め、サービスの終了を決定したとのこと。
なお、スマートフォン版「ピグ」および「ピグパーティ」は引き続きサービスを提供する予定だ。
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高8029億9600万円、営業利益418億4300万円、経常利益414億7500万円、最終利益162億4600万円(2024年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751