【ゲーム株概況(3/20)】Googleの「Stadia」発表で明暗…ミドルウェアのCRIやシリコンスタジオがS高 ハードウェアの任天堂、ソニーは売られる
3月20日の東京株式市場では、日経平均株価は反発し、前日比42.07円高の2万1608.92円で取引を終えた。米FOMC(連邦公開市場委員会)の結果発表を控えていることに加え、国内も明日3月21日が祝日で休場ということもあり、方向感に欠けた展開が続いた。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ケイブ<3760>や日本一ソフトウェア<3851>が続伸したほか、ガンホー<3765>が年初来高値を更新した。ガンホーは、Googleによる次世代ゲームプラットフォーム「Stadia」の発表で、今後ビジネスチャンスが拡大するのではとの思惑が働いたようだ。
また、そのガンホー以上に人気を集めたのがゲーム開発用のミドルウェアを提供するCRI・ミドルウェア<3698>とシリコンスタジオ<3907>で、両社はともにストップ高まで買われる格好となった。
半面、ハードウェアを手掛ける任天堂<7974>やソニー<6758>は「Stadia」が競合になるのではとの懸念から売られた。
ほか、サイバーステップ<3810>やアクセルマーク<3624>、アエリア<3624>などがさえない。
なお、この日に上場したギークス<7060>は、公開価格1930円を50.2%上回る2900円で初値を付けた後、じりじりと値を上げる展開となり、結局はストップ高となる3400円まで買われた。
■関連銘柄
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ケイブ<3760>や日本一ソフトウェア<3851>が続伸したほか、ガンホー<3765>が年初来高値を更新した。ガンホーは、Googleによる次世代ゲームプラットフォーム「Stadia」の発表で、今後ビジネスチャンスが拡大するのではとの思惑が働いたようだ。
また、そのガンホー以上に人気を集めたのがゲーム開発用のミドルウェアを提供するCRI・ミドルウェア<3698>とシリコンスタジオ<3907>で、両社はともにストップ高まで買われる格好となった。
半面、ハードウェアを手掛ける任天堂<7974>やソニー<6758>は「Stadia」が競合になるのではとの懸念から売られた。
ほか、サイバーステップ<3810>やアクセルマーク<3624>、アエリア<3624>などがさえない。
なお、この日に上場したギークス<7060>は、公開価格1930円を50.2%上回る2900円で初値を付けた後、じりじりと値を上げる展開となり、結局はストップ高となる3400円まで買われた。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社CRI・ミドルウェア
- 設立
- 2001年8月
- 代表者
- 代表取締役会長 鈴木 正彦/代表取締役社長 押見 正雄
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高28億4000万円、営業利益9700万円、経常利益1億3800万円、最終損益3億3900万円の赤字(2022年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3698
会社情報
- 会社名
- シリコンスタジオ株式会社
- 設立
- 2000年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 梶谷 眞一郎
- 決算期
- 11月
- 直近業績
- 売上高45億5400万円、営業利益2億3800万円、経常利益2億4600万円、最終利益2億円(2023年11月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3907