『グラブル』と『パズドラ』が首位獲得 『ドッカンバトル』『ポケモンGO』も好調 『ラストイデア』がTOP30入り…Google Play売上ランキングの1週間を振り返る



4月22日~4月27日のGoogle Playの売上ランキングの動きを振り返ってみよう。

週明けの月曜日、先週末から好調だったCygames『グランブルーファンタジー』が引き続き首位を走り、翌火曜日まで走り続けた。首位を追走したのはFGO PROJECTの『Fate/Grand Order』、バンダイナムコエンターテインメント<7832>とアカツキ<3932>の『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』、Nianticの『Pokémon GO』といったタイトルとなる。

状況が変わったのは24日水曜日だ。この日は、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>の『パズル&ドラゴンズ』が人気漫画「シャーマンキング」とのコラボで首位を獲得、その後金曜日26日までその座を守り抜いた。

その他、ZlonGamesの『ラングリッサー モバイル』は先週から引き続き好調ででTOP10内をキープしている。また新規タイトルでは4月18日にリリースしたスクウェア・エニックスの『ラストイデア』が遂にTOP30にランクインしている。

同タイトルではゲームバランスの調整やゴールデンウィークキャンペーンなども実施するため、来週注目のタイトルの1つといえよう。

 
■4月22日


週明け月曜日のGoogle Playの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、Cygamesの『グランブルーファンタジー』、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』、バンダイナムコエンターテインメントの『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』と、トップ3は先週末の順位をキープしている。

トップ30圏内では、スクウェア・エニックスの『ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト』が、前日45位→12位と大きく順位を上げている。本作は、4月20日15時より、地図ふくびきスーパー「魔王・神獣王フェス第1弾」と、「48時間限定10連魔王・神獣王フェス」が登場した(関連記事)。

「魔王・神獣王フェス」は、開催期間中は、ランクSモンスターおよびランクSSモンスターの地図提供割合が通常時の2倍になる。さらに、今回は「神獣王WORLD(ランクSS)」の地図を期間限定で追加。

さらに「48時間限定10連魔王・神獣王フェス」では全部で5回引くことができる10連ふくびきのうち、1回目と3回目と4回目ではランクS以上の地図が必ず2枚以上手に入り、2回目と5回目では確定するS以上の地図2枚が魔王か神獣の地図になるとあって、ユーザーから好評のようだ。

 
出所:AppAnnie_(本日分は弊メディアで追記)

 
 
また、スクウェア・エニックスの『星のドラゴンクエスト』が、前日38位→27位とトップ30に復帰している。

『星ドラ』では、4月21日0時~4月24日23時59分までの期間、ステップ5回ごとに1周、1人3周限定(最大ステップ15まで引ける)のステップアップふくびきを開催。

こちら「ほしくだき」「エンデのハンマー」「水竜のハンマー」「聖王のハンマー」「正義のソロバン」「メタスラのハンマー」「大天使のハンマー」が"ねらいうちぶき"として登場しており、順位を押し上げる要因の一つになっていると考えられる。
 
出所:AppAnnie_(本日分は弊メディアで追記)


 
■4月23日


火曜日のGoogle Playの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、Cygamesの『グランブルーファンタジー』が4日間首位をキープしたほか、バンダイナムコエンターテインメントの『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』と、Nianticの『Pokémon GO』がそれぞれ1ランクアップで2位、3位につけている。
 
今日一番のトピックスは、アイディスが4月15日より配信を開始した新作RPG『ラストクラウディア』が、初のトップ30入りを果たしたことだろう。配信翌日に316位にランクインした本作は、そこから110位、69位、47位、37位、32位と着実に順位を上げ、本日30位となった。

『ラストクラウディア』は、主人公カイルとレイが旅の中で仲間たちとの絆を深めながら物語を紡いでいくスマホRPG。本作の魅力は、シナリオやバトルシステムのほか、自由度の高いキャラの育成とカスタマイズ、BGM、ハイエンドムービー演出などがある。ゲーム内では、リリースを記念した「リリース記念パック」の販売や「ユニット確定ガチャチケット」がもらえるログインボーナスなどのキャンペーンを実施している(関連記事)。
 
出所:AppAnnie_(本日分は弊メディアで追記)

 
 
また、トップ30圏外ではあるが、直近リリースされた新作タイトルとして、スクウェア・エニックスから4月18日に配信されたトレジャーハンティングRPG『ラストイデア』(関連記事)が、前日57位→49位とトップ50にランクインしている。明日以降、さらに順位を上げてトップ30入りに近づけるか注目したい。
 
出所:AppAnnie_(本日分は弊メディアで追記)
 
 
■4月24日


平日なかびとなった水曜日のGoogle Playの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、ガンホー<3765>の『パズル&ドラゴンズ』が前日10位から9ランクアップで、3月27日以来約1ヵ月ぶりの首位に返り咲いた。『パズドラ』は、4月22日より漫画「シャーマンキング」とのコラボ(関連記事)を開始。「シャーマンキング」の人気キャラたちがコラボダンジョンやコラボガチャに登場していることが売り上げに寄与した。
 
出所:AppAnnie_(本日分は弊メディアで追記)

 

同じく前日から9ランクアップと好調なのが、コナミデジタルエンタテインメントの『実況パワフルプロ野球』。『パワプロ』は、4月22日より、アニメ「MIX」とのコラボイベント「激突!明青学園」を開始(関連記事)している。期間中、コラボキャラ「立花走一郎」や「立花音美」が登場した「祝賀会 MIXコラボ記念ガチャ」の実施が順位を押し上げたと思われる。
 
出所:AppAnnie_(本日分は弊メディアで追記)
 

4月23日より開催中の七英雄クジンシーが登場するイベントに併せて、新ガチャ「七英雄ピックアップガチャ」(関連記事)を実施しているスクウェア・エニックスとアカツキ<3932>の『ロマンシング サガ リ・ユニバース』は、前日32位→24位とトップ30に復帰。

「七英雄ピックアップガチャ」は、"SS[なってやったよ七英雄]クジンシー"、"SS[楽しめそうじゃない?]アニー"、"S[明日は決戦だぞ]ヴィクトール"、"A[私がやらねば誰がやる]レオン"の4体が対象期間中に新登場&ピックアップということで、売り上げにつながっているもよう。

また、4月21日より『ロマンシング サガ -ミンストレルソング-』発売日(2005年4月21日)を記念したイベントも併せて開催されており、こちらもゲーム内を活性化させているようだ。
 
出所:AppAnnie_(本日分は弊メディアで追記)

 
 
また、昨日のランキング記事でも触れた、スクウェア・エニックスの新作『ラストイデア』(関連記事)が、前日から11ランクアップで29位。4月18日の配信開始から初のトップ30入りを果たした。

『ラストイデア』は、新米トレジャーハンターである主人公が、記憶を失った謎の少女ルクレシアや多くの仲間たちとの出会いを通じて成長し、やがて大きな陰謀の渦へと巻き込まれていく王道冒険ファンタジーと、「スマコマ」を搭載した爽快かつ直観的なアクションバトル(スマートフォン操作で手軽にハック&スラッシュ体験が可能なシステム)が楽しめるトレジャーハンティングRPGだ。
 
出所:AppAnnie_(本日分は弊メディアで追記)


 
■4月25日


Google Playの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、「シャーマンキング」コラボが好調のガンホー<3765>『パズル&ドラゴンズ』が首位をキープ。スクウェア・エニックスとアカツキ<3932>の『ロマンシング サガ リ・ユニバース』は「七英雄ピックアップガチャ」が売り上げ増加につながり、11ランクアップで13位まで順位を伸ばした。

そうした中、バンダイナムコエンターテインメントの『ONE PIECE サウザンドストーム』が、前日38位→27位と順位を上げている。『サウスト』では、配信開始3周年を迎えたことを記念したイベント「三兄弟 炎の意志」(関連記事)を開催。

4月23日から開始している「三兄弟 炎の意志ステップガシャ第三弾」は、4回限定でサボの「炎竜の双牙」「炎竜の心火」どちらかの★4以上EX必殺技付きシーンカードが1枚以上確定の10+1連ガシャということで、ユーザーから好評のようだ。
 
出所:AppAnnie_(本日分は弊メディアで追記)

 

また、4月22日より、1980年代に男子小学生を中心に爆発的ブームを巻き起こした「ビックリマン」とのコラボイベント(関連記事)を開始しているポノスの『にゃんこ大戦争』も好調。

このコラボでは、天聖界のヘッド「スーパーゼウス」「聖フェニックス」「ヘラクライスト」の他、天魔界の「スーパーデビル」「サタンマリア」「ネロ魔身」、さらにシークレットヘッドも参戦するコラボ限定ガチャを実施しており、売り上げ増加につながっているもよう。
 
コラボ開始翌日は54位だったが、そこから一気に31位まで順位を上げ、本日29位にランクインし、トップ30に復帰した。
 
出所:AppAnnie_(本日分は弊メディアで追記)


 
■4月26日


GW直前となった金曜日のGoogle Playの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、首位のガンホー<3765>『パズル&ドラゴンズ』から6位のZlongGames『ラングリッサー モバイル』まで、上位陣に変動はなかった。

トップ30圏内を見ると、DMM GAMESとニトロプラスの『刀剣乱舞-ONLINE-』が前日の39位から24位まで浮上し、トップ30に復帰している。『刀剣乱舞』は4月24日より、新刀剣男士2振りを入手できる新イベント「特命調査 文久土佐藩」を開催。それに併せてイベント専用のお役立ちアイテム3種を販売したことが売り上げ増加につながったもよう。
 
出所:AppAnnie_(本日分は弊メディアで追記)

 

また、バンダイナムコエンターテインメントの『ドラゴンボール レジェンズ』が前日の44位から14ランクアップでトップ30入り。『DBレジェンズ』は、4月24日のメンテナンス後より「超サイヤ人3 ゴテンクス」「魔人ブウ:悪」がSPARKINGキャラクターとして新登場するガシャ「Legends Rising Vol.7」を開催していることが売り上げに寄与しているようだ。
 
出所:AppAnnie_(本日分は弊メディアで追記)
 

その他、4月24日にゲームのアップデートを実施(関連記事)し、ゴールデンウィーク期間中に楽しめるイベントや最高難易度ダンジョンなどを追加するとともに、春の装いに相応しいコスチュームと騎乗ペットが登場しているNetmarbleの『リネージュ2 レボリューション (Lineage2 Revolution)』が、前日38位→29位とトップ30復帰を果たした。
 
出所:AppAnnie_(本日分は弊メディアで追記)
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
http://www.gungho.co.jp/

会社情報

会社名
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
設立
1998年7月
代表者
代表取締役社長CEO 森下 一喜
決算期
12月
直近業績
売上高1253億1500万円、営業利益278億8000万円、経常利益293億800万円、最終利益164億3300万円(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3765
企業データを見る
株式会社バンダイナムコエンターテインメント
https://www.bandainamcoent.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社バンダイナムコエンターテインメント
設立
1955年6月
代表者
代表取締役社長 宇田川 南欧
決算期
3月
直近業績
売上高2896億5700万円、営業利益442億3600万円、経常利益489億5100万円、最終利益352億5600万円(2023年3月期)
企業データを見る
株式会社アカツキ
http://aktsk.jp/

会社情報

会社名
株式会社アカツキ
設立
2010年6月
代表者
代表取締役CEO 香田 哲朗
決算期
3月
直近業績
売上高239億7200万円、営業利益26億7600万円、経常利益28億3400万円、最終利益12億8800万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3932
企業データを見る