エイティングの第3四半期累計(10-6月期)の連結業績は、売上高13億8400万円(前年同期比14.9%増)、経常利益6100万円(同73.5%減)、四半期純利益2600万円(同80.2%減)となった。
同社では、企画立案から契約締結までの期間の長期化や、開発着手案件における仕様の変更等により、開発原価が増加したこと等があったとしている。またオンラインゲームの開発を受託する等、オンラインコンテンツへの取り組みを強めたという。
決算短信
同時に、今9月期の業績予想を下方修正し、売上高16億1700万円(前回予想17億8400万円)、経常利益5400万円(同1億2300万円)、当期純利益3100万円(同5700万円)とした。
ゲームソフトパブリッシャーの開発に対する姿勢が慎重で、当初想定していた案件受注が不確定であることや、ハイエンド機種向け受注タイトルにおいてクオリティアップのための開発原価が増加したため、とのこと。
リリース
【短評】
ゲームソフトの受託開発会社は、ハードウェアが端境期ということもあり、既存ハード向けのゲームソフトの開発案件の受注が難しくなっているようですね。新しいハードが出てくれば、また発注者側の姿勢が変わるかもしれません。また、オンラインコンテンツに進出するという記述も興味深いです。