AQインタラクティブは、8月9日より『ブラウザプロ野球』のオープンβテストを開始しました。プロ野球育成・監督ゲームで、日本野球機構の承認を得ているため、実在のプロ野球選手が登場します。ゲームの遊び方は、プロ野球選手のカードを集めて、チームを編成し、ほかのユーザーと試合を行っていく、というものです。選手の入れ替えやトレーニング、レベルアップなどを通じて、より強いチームを作ることができます。
1シーズン84試合をこなし、順位をより上に上げていくことが重要になります。他のユーザーとの試合は自動的に行われ、ユーザーは、試合の状況を観戦することもできますし、時間のない人は結果だけを確認すればOKです。また選手カードは、ゲーム開始直後に与えられたゲーム内通貨を使ってガチャのようなものを引いて、獲得していきます。やはり能力の高い選手はなかなか獲得できないようですね。
いわゆる課金サービスはまだ始まっていないようですが、8月19日現在、すでに8000人以上のユーザーを集め、正式サービス後にはユーザーはさらに増えるのではないかと思われます。カードを集めたり合成したりテクニックをつけたりといったプロセスをみると、同社のヒット作『ブラウザ三国志』の流れが強いようです。それだけにゲームもしっかりとしたものになっていて、試しに遊んでみたらはまりました。
選手カードのパラメーター設定やバランスには、疑問があるものの、現段階での完成度は高いと思いました。『ブラウザ三国志』と同様、ヒットタイトルに発展する予感があります。『ブラウザ三国志』は、mixiアプリ開始とほぼ同時に始まったため、先発の強みが発揮されたですが、このタイトルが成功すれば、いわばコンテンツや運営、プロモーション等、同社の実力で勝ち取ったといえるわけです。注目ですね。