ビットファクトリー、モバイル署名管理サービス「Quragé Link」をリリース　DAppsが特定のブラウザに依存することなく利用可能に

モバイルファクトリー<3912>の100％子会社であるビットファクトリーは、ブロックチェーンアプリ（DApps）を特定のブラウザに依存することなく、一般的なブラウザで利用を可能にするモバイル署名管理サービス「Quragé Link」をリリースした。なお、本サービスは特許出願済みとなっている。

「Quragé Link」はブロックチェーンの署名処理を一元管理できるモバイル署名管理サービス。「Quragé Link」をDAppsに導入することで、一般的なブラウザでのDApps利用を可能にする。また、ユーザーはどのブラウザでDAppsを利用する際も、秘密鍵を入力することなく手元のモバイルにてDAppsに連携することができる。

■ユーザーへのメリット
1）DApps専用ブラウザはもう不要！多くのブラウザでDApps利用が可能に
Google ChromeやSafari、Firefox、Microsoft Edgeなどの一般的なブラウザでも拡張機能などを導入することなくDAppsを利用することができるようになる。

2）利用環境ごとの秘密鍵入力は不要！1つのアプリで安全管理
通常はDAppsを利用する環境(ブラウザなど)ごとに秘密鍵の入力が必要で、煩雑であるほか、セキュリティ面にも課題があった。Quragé Linkを使うことにより、秘密鍵は個人保有のスマートフォンで一元管理され、実際に使う環境ごとに秘密鍵を入力する必要はない。このことにより、普段使わないブラウザや公共スペースのPCなどでも安心してDAppsを利用することができる。

■DApps開発者向けメリット
1）DApps開発は一般的なブラウザ対応のみ！複数ウォレットへの対応コストの削減が可能に
一般的なブラウザでDAppsが利用できるので、今まで必要だったDApps専用ブラウザごとの対応は必要がない。開発者はDApps開発に集中することができるようになる。

2）ブラウザ最新の機能が利用可能に！
ブラウザで新しく実装された機能をすぐに利用できるので、制約のない高いUXを提供できるようになる。

3）3ステップで簡単！既存DAppsにも導入可能
「Quragé Link」は新規でも既存のDAppsでも簡単に導入することができる。

▼利用イメージ