コーエーテクモHD、3Q(4~12月)決算は売上高1%減、営業益3%減 新作ラッシュで挽回進む 『ゼルダ無双 封印戦記』は全世界累計出荷100万本を突破
コーエーテクモホールディングス<3635>は、1月26日、2026年3月期の第3四半期累計(4~12月)の連結決算を発表、パッケージゲーム4タイトルを発売し、オンライン・モバイルゲームでは同社が開発した2タイトルが運営を開始したことで、第2四半期までの実績より減収減益幅を縮小し、小幅な減収・営業減益となった。
■第3四半期累計(4~12月)決算実績
売上高517億2900万円(前年同期比1.6%減)
営業利益145億7100万円(同3.3%減)
経常利益310億9900万円(同6.2%減)
最終利益237億8000万円(同5.5%増)
■主なセグメントごとの状況
①エンタテインメント事業 売上高475億4300万円(前年同期比2.6%減)、セグメント利益141億4800万円(同4.8%減)
・「シブサワ・コウ」ブランド
『キングダム 覇道』(配信:バンダイナムコエンターテインメント)が10月に配信を開始した。『信長の野望 覇道』は12月に3周年を記念したキャンペーンなどを実施し、10月に台湾、香港、マレーシア地域にて新たにサービスを開始した。パッケージゲームでは『三國志8 REMAKE with パワーアップキット』を発表した。
・「ω-Force」ブランド
1月22日に『真・三國無双 ORIGINS』のNintendo Switch 2版を発売し、大型ダウンロードコンテンツ「夢幻の四英傑」の配信を開始した。また、ポケモン初のスローライフ・サンドボックスゲーム『ぽこ あ ポケモン』(発売:ポケモン)の3月5日発売を発表した。
・「Team NINJA」ブランド
『NINJA GAIDEN 4』(発売:Xbox Game Studios)を10月に発売した。また、『零 ~紅い蝶~ REMAKE』の発売予定日(3月12日)を発表した。『仁王3』は2月6日発売に向けてマーケティング施策に注力した。
・「ガスト」ブランド
『ライザのアトリエ』3部作に新規要素を追加した『ライザのアトリエ~秘密トリロジー~ DX』を11月に発売した。
・「ルビーパーティー」ブランド
和風恋愛アドベンチャーゲーム『遙かなる時空の中で 龍宮の神子』を11月に配信開始した。
・「midas」ブランド
位置情報ゲーム『信長の野望 出陣』において、神奈川県とコラボしたゲーム内イベント「未病改善ウォークラリー」を実施した。
・「AAAスタジオ」
『ゼルダ無双 封印戦記』を11月に発売し、全世界累計出荷本数が100万本を突破した。
・IP事業
同社がIPを許諾したスマートフォンゲーム1タイトルがサービスを開始した。『三国志・戦略版』(国内では『三國志 真戦』)は引き続き収益に寄与した。
②アミューズメント事業 売上高 34億3600万円(同10.7%増)、セグメント利益5億5900万円(同48.3%増)
アミューズメント施設では既存店売上高が好調に推移した。スロット・パチンコでは液晶ソフト受託開発に取り組み、開発受託2タイトルが稼働を開始した。
③不動産事業 売上高9億7200万円(同3.6%増)、セグメント利益2億4600万円(同7.9%増)
ライブハウス型ホールKT Zepp Yokohamaは、引き続き高い稼働率となった。
■通期業績予想は変更なし
2026年3月期通期の連結業績予想については、従来予想から変更なく、以下のとおり。
第4四半期の新作タイトルの販売動向、世界経済や金融環境の動向を踏まえ、従来予想を据え置くとしている。
売上高920億円(前期比10.6%増)
営業利益310億円(同3.5%減)
経常利益370億円(同26.0%減)
最終利益270億円(同28.2%減)
※過去12四半期分の四半期業績推移のグラフを追加しました。


会社情報
- 会社名
- コーエーテクモホールディングス株式会社
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役会長 襟川 恵子/代表取締役社長 襟川 陽一
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高831億5000万円、営業利益321億1900万円、経常利益499億8800万円、最終利益376億2800万円(202年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3635