ANYCOLORの決算説明資料より…3Q期間(11~1月)はQonQでV字型の業績回復を達成 想定外の商品評価損の計上が利益の伸びを抑える形に

柴田正之 編集部記者
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ANYCOLOR<5032>は、3月11日に2026年4月期の第3四半期累計(5~1月)決算(非連結)を発表した。今回はその決算説明資料から同社の第3四半期期間(11~1月)の業績の状況を見てみたい。

■3QはYonYでもQonQでも大幅な増収増益に

同社の第3四半期期間の業績は、売上高166億9300万円(前年同期比35.7%増)、営業利益58億3700万円(同38.8%増)、最終利益40億7100万円(同40.4%増)と大幅な増収増益を達成した。

また、四半期推移(QonQ)で見ても、売上高は前四半期比48.6%増、営業利益は同43.5%増、最終利益は同43.4%増と、やや落ち込んでいた第2四半期期間(8~10月)からのV字型の業績回復を達成している。

■棚卸資産に係る商品評価損の計上でコストの直接変動費が上昇

ただ、その一方で、前回の第2四半期決算発表時には想定していなかった廃棄予定の棚卸資産に係る商品評価損を計上し、コストのうちの直接変動費が上昇しており、これが利益の伸びが当初の想定よりも抑えられる要因となっているようだ。

■4Qも棚卸資産評価損の計上や期末の決算賞与計上で利益率が低下へ

なお、続く第4四半期期間(2~4月)についても、初期的な試算で15億円程度が見込まれる棚卸資産評価損の計上や、期末の決算賞与として約6.5億円の計上を見込むことで利益率が低下する見通し。こうした要因が第3四半期決算と同時に発表された通期利益予想の下方修正につながっている状況だ。

ANYCOLOR株式会社
https://www.anycolor.co.jp/

会社情報

会社名
ANYCOLOR株式会社
設立
2017年5月
代表者
田角陸
決算期
4月
直近業績
売上高428億7600万円、営業利益162億7900万円、経常利益162億1400万円、最終利益115億1000万円(2025年4月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
5032
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