『パズドラ』『グラブル』などが首位を獲得 『ライフアフター』などNetEase3タイトルがランクイン…App Store売上ランキングの1週間を振り返る
6月17日~6月21日のApp Store売上ランキングの動きを振り返っていく。
まずは首位争いを見てみよう。今週1位を獲得したのは、ガンホー<3765>の『パズル&ドラゴンズ』が3回、Cygamesの『グランブルーファンタジー』、ミクシィ<2121>の『モンスターストライク』の3タイトルとなった。
ガンホー<3765>の『パズル&ドラゴンズ』は期間限定の特別レアガチャ「ジューンブライドガチャ」を開催しており、「聖鐘の花嫁・エスカマリ」や「深愛の新郎・明智光秀」など、ウエディング仕様のモンスターが登場していることが売り上げを伸ばす要因となっているようだ。同タイトルは今年の3月に7周年を迎えているが、今週は3日間首位に立ち、その強さを見つけたかっこうだ。
また今週の金曜日にはNeteaseのタイトルが、TOP30内に3タイトルをランクインしている。『荒野行動』についてはもはや常連といっても言いほど強いタイトルとなったが、対戦型のホラーアクション『IdentityⅤ』に加えて、2019年4月18日に配信を開始した終末サバイバル『ライフアフター』がついにTOP30入りを果たしている。
今後『荒野行動』同様にランキング上位の常連となるか注目だろう。
出所:AppAnnie
■6月17日
6月17日10時のApp Storeの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、ガンホー<3765>の『パズル&ドラゴンズ』が首位に立った。
『パズドラ』は、6月17日0時より、期間限定の特別レアガチャ「ジューンブライドガチャ」を開催しており、「聖鐘の花嫁・エスカマリ」や「深愛の新郎・明智光秀」など、ウエディング仕様のモンスターが登場していることが売り上げを伸ばす要因となっているようだ。
また、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』が土曜日の32位から2位に急浮上した。ちなみに日曜日には5月26日以来となる首位も回復している。『FGO』は、6月15日21時より、メインクエスト第2部 第4章「Lostbelt No.4 創世滅亡輪廻 ユガ・クシェートラ 黒き最後の神」を開始するとともに、「ユガ・クシェートラピックアップ召喚」も実施(関連記事)しており、「★5(SSR)大いなる石像神」や「★4(SR)ラクシュミー・バーイー」がピックアップサーヴァントとして新登場していることが順位を押し上げたもよう。
出所:AppAnnie
ほか、期間限定参戦の「ビッグオー」「ビッグデュオ」、新技「アルテミスA」、Ωスキル搭載「マジンガーZERO[Ω]」が登場したイベント支援フェスを開催中のバンダイナムコエンターテインメントの『スーパーロボット大戦X-Ω』が土曜日の215位から16位まで急上昇した。
出所:AppAnnie
■6月18日
6月18日10時現在のApp Storeの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>の『パズル&ドラゴンズ』が連日の首位となった。「モンスター育成スペシャル!!」として各種イベント・campaignを実施するとともに期間限定の特別レアガチャ「ジューンブライドガチャ」を開催しており、ユーザーから引き続き好評のようだ。
こうしたなか、Cygamesの『シャドウバース (Shadowverse)』が54ランクアップの6位となった。昨日(6月17日)、リリース3周年を迎えた同作だが、同日12時より、その一環として、新機能「テンポラリーカード」の追加や「初心者応援キャンペーン」、「ルームマッチで100万円キャンペーン 第1弾」のほか、1回限定で「リーダースキン付きカード確定!特別カードパックセット」の販売などを開始した。
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このほか、アニプレックスの『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』が142ランクアップの9位と急上昇を見せた。昨日より、劇場アニメ「魔法少女リリカルなのはDetonation」とのコラボイベントとともに、新魔法少女「高町なのは」が登場する期間限定ガチャを開始しており、売上が一気に伸びたもようだ。
出所:AppAnnie
■6月19日
6月19日10時のApp Storeの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、ガンホー<3765>の『パズル&ドラゴンズ』の首位が続いた。
上位陣では、Cygamesの『プリンセスコネクト!Re:Dive』が前日の44位から2位に飛び込んできた。『プリコネR』は、6月18日15時より、期間限定の「Re:ゼロから始める異世界生活」コラボキャラ「エミリア(CV:高橋李依さん)」の出現率がUPするピックアップガチャを開催(関連記事)しているほか、「★3確定プラチナガチャ」も同時開催していることなどが売り上げに寄与しているようだ。
出所:AppAnnie
また、ZLONGAMEの『ラングリッサー モバイル』が前日の95位から15位まで急上昇した。『ラングリッサー モバイル』は、新キャラクター「ランフォード」と「リスティル」が登場(関連記事)し、その2人をピックアップ対象とした期間限定召喚ガチャ「イェレスに吹く風」を6月18日より開催していることが順位を押し上げたもよう。
出所:AppAnnie
ほか、DMM GAMESとニトロプラスの『刀剣乱舞-ONLINE-』や、LINE<3938>とワンダープラネットの『ジャンプチ ヒーローズ』などがトップ30に復帰した。
■6月20日
6月20日10時のApp Storeの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、Cygamesの『グランブルーファンタジー』が首位を獲得した。
『グラブル』は、6月19日19時より、新キャラクター「コルル(CV:伊藤美来)」と「フィラソピラ(CV:巽悠衣子)」の解放武器が登場した「グランデフェス」を開催(関連記事)しているほか、期間限定の「サプライズ!!スペシャルガチャセットキャンペーン」を実施(関連記事)していることも首位獲得の原動力となったようだ。
出所:AppAnnie
また、コナミデジタルエンタテインメントの『遊戯王 デュエルリンクス』が前日の83位から11位まで急上昇し、トップ10に迫った。『遊戯王DL』は、6月19日より、第20弾ミニBOX「ガーディアン・オブ・ロック」の提供を開始(関連記事)していることが順位を押し上げる格好となったもよう。
出所:AppAnnie
ほか、X-LEGEND ENTERTAINMENT JAPANの『Ash Tale-風の大陸-』と、バンダイナムコエンターテインメントの『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ』、WFSの『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか~メモリア・フレーゼ~』がトップ30に復帰した。
■6月21日
6月21日10時のApp Storeの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、ミクシィ<2121>の『モンスターストライク』が首位を回復した。『モンスト』は、6月20日0時より、「1日1回!オールスター感謝ガチャ」を開催(関連記事)していることなどが首位回復につながったようだ。
また、上位陣では、バンダイナムコエンターテインメントとDeNA<2432>の『ONE PIECE サウザンドストーム』が前日の176位から一気に10位とトップ10圏内に入ってきた。『サウスト』は、6月20日より、フェスイベント「強者が集う“家族(ファミリー)”の宴」を開始(関連記事)するとともに、「サウザンドフェス開催記念ガシャ」を実施していることが順位を押し上げたもよう。
出所:AppAnnie
そしてこの日のトピックスは、NetEase Gamesの『ライフアフター』が前日の72位から22位、ガンホー<3765>の『ラグナロク マスターズ』が同じく44位から27位に上昇し、ともに初のトップ30入りを果たしたことだ。『ライフアフター』は、6月20日のアップデート後より、95式小銃など新武器が登場していることなどが売り上げにつながったものと思われる。
一方、『ラグナロク マスターズ』は、6月20日12時より、フェスガチャ「エリート冒険者」を開始しており、「エリート冒険者」をテーマにした衣装や頭装備が登場していることがトップ30入りの原動力となったようだ。
出所:AppAnnie
会社情報
- 会社名
- 株式会社MIXI
- 設立
- 1997年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 木村 弘毅
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1468億6800万円、営業利益:191億7700万円、経常利益156億6900万円、最終利益70億8200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2121
会社情報
- 会社名
- ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
- 設立
- 1998年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森下 一喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高1253億1500万円、営業利益278億8000万円、経常利益293億800万円、最終利益164億3300万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3765
会社情報
- 会社名
- NetEase Games