MOLD、ゲームアセットの分散型取引所 MOLDEX α版をリリース



MOLD Foundationは、Ethereum上でのゲームアイテムの売買を可能にするセカンダリーマーケットである分散型取引所MOLDEX αを公開した。


<以下、プレスリリースより>


分散型のゲームプラットフォームを目指すMOLDが目指す世界観の一つに、「P2Pでのデジタル資産の自由で迅速な取引」を可能にすることがあります。このデジタル資産とは、単に現存する暗号通貨のみではなく将来的に、game内のユーザーのアセットをはじめとして、web上にのってくる様々な物をさします。MOLDEX αは、Ethereum上でデジタルアセットの交換プロトコルを実装し、MOLDが目指す世界観のコンセプトを提示するという目的で作られました。


■MOLDEXの特徴
- ゲームプラットフォームをイメージしたグラフィック
従来のDAppsゲームや、分散型取引所のデザインは、既存のゲーマーが魅力を感じるには程遠いUIおよびUXでしたが、MOLDEXでは、根っからのゲーマーでもゲームイメージがつきやすいデザインイメージを意識しています。


- ブラウザに内蔵されたwallet機能
ブロックチェーンに慣れ親しんだユーザーならば、MetaMaskなどのChrome拡張機能を利用して様々なDAppsにアクセスすることができるでしょう。しかしながら、多くのブロックチェーンunfriendlyなユーザーは、MetaMaskといったChromeの拡張機能walletを使いこなすのは実際には難しいと考えています。MOLDEXでは、ブラウザwalletの機能を標準で設けることによって、これまでのブロックチェーンユーザー以外でも、ブラウザさえあれば使うことができるような設計を心がけました。


- Ethereum上で分散的に管理されているスマートコントラクト
DEXである所以は、スマートコントラクト上で、アセットの交換が実現できている点にあります。したがって、秘密鍵の管理等はユーザーが行うことになります。また、MOLDEXのコントラクトは、Ethereum上に存在するので、誰でも閲覧・確認し、同じようにネットワークの構築が可能になっています。