Cygames、25年9月期の決算は営業利益103%増の331億円と大幅増益…『シャドバWB』と『ウマ娘』英語版が貢献
Cygamesの2025年9月期(第15期)の決算は、売上高1375億2800万円(前の期比3.0%増)、営業利益331億5800万円(同103.3%増)、経常利益330億4500万円(同103.5%増)、最終利益217億8200万円(同136.5%増)と大幅な増収増益だった。12月15日付の『官報』に掲載された「決算公告」で判明した。
・売上高:1375億2800万円(同3.0%増)
・営業利益:331億5800万円(同103.3%増)
・経常利益:330億4500万円(同103.5%増)
・最終利益:217億8200万円(同136.5%増)
同社は、サイバーエージェント<4751>グループのゲーム事業の中核子会社。主な事業内容は、モバイルゲーム、コンシューマーゲーム、漫画、アニメ、ライツ、eスポーツ、技術研究、投資支援となっている。
サイバーエージェントの決算報告によると、この期は、『Shadowverse: Worlds Beyond(シャドウバース ワールズビヨンド、シャドバWB)』と『ウマ娘 プリティーダービー』英語版が寄与したもようだ。

グループ会社の決算と事業内容は以下の通り。
・BlazeGames:1100万円の損失計上
ゲームの企画・開発・運営
・LogicLinks:3億8000万円の利益計上
MVNO(SIMカードを用いた仮想通信事業者)、スマートフォン、モバイルルーター等の通信機器の販売、ゲームデータ分析・ゲーム開発サポート
・CyDesignation:1億4500万円の利益計上
デザイン制作、ゲームの企画・制作

・シテイル:1億4500万円の損失計上
ゲームの企画・開発・運営

・CySphere:9000万円の利益計上
ゲーム・アニメなどの3DCG制作
・スコップミュージック:1900万円の利益計上
音楽ソフトの企画・制作・プロモーション・プロデュース、音楽クリエーター等のマネージメント、音楽ライセンスの運用管理
・Tokyo Anime Artifats:7700万円の損失計上
ブロックチェーン技術を利活用したデジタルコンテンツの企画、開発、配信、管理、販売及び関連サービスの提供
・Cygames Capital:1億7000万円の損失計上
ベンチャーキャピタル事業
・Cysharp:1700万円の利益計上
ゲーム関連の企画・開発・技術コンサルティング

・CyFoods:2400万円の利益計上
飲食店の経営、各種関連商品 / 食品等の販売

・flaggs:8600万円の損失計上
スマートフォン向けゲームの開発・運用、ゲーム向けアニメーション、サウンドの制作

・CygamesPictures:8900万円の利益計上
アニメーションの企画・制作

・COMPLEXOR:1100万円の利益計上
ブランド開発、製品開発、マーケティング、各種デザイン、システム構築
・草薙:4200万円の利益計上
アニメーション美術画の創作、イラストレーションの制作、アニメーション・音楽、映像及びゲームソフトの企画・制作・販売、インターネットを利用したニューメディアの情報提供サービス、自社商品の企画販売

会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高8740億3000万円、営業利益717億0200万円、経常利益717億4300万円、最終利益316億6700万円(2025年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751