ユークス、26年1月期決算は営業益106%増の1億8100万円 営業強化で受注回復、アクアプラスも貢献 各分野の開発進捗し次期も大幅増益を計画

ユークス<4334>は、3月13日、2026年1月期の連結決算を発表し、売上高42億8800万円(前の期比31.7%増)、営業利益1億8100万円(同106.2%増)、経常利益1億8400万円(同12.6%増)、最終利益1億7600万円(同10.9%減)だった。

・売上高:42億8800万円(同31.7%増)
・営業利益:1億8100万円(同106.2%増)
・経常利益:1億8400万円(同12.6%増)
・最終利益:1億7600万円(同10.9%減)

同社では、受託開発事業において事業開発本部を中心とした営業活動の強化によって受注回復と子会社のアクアプラスが連結に加わった効果と説明している。経常利益は2ケタ増益にとどまったが、前期に計上した保有株式売却益の反動減が出たことに加え、M&A関連費用を計上したことによる。

 

■受託開発事業

【ゲーム分野】
第3四半期に一部開発中止案件の影響を受けたものの、第4四半期以降は稼働率が改善し、収益は回復基調で推移した。開発を担当した『ゼンシンマシンガール』(発売元:ディースリー・パブリッシャー)、開発に参加した『ダブルドラゴン リヴァイヴ』(発売元:アークシステムワークス)、プラットフォーム対応および最適化の開発協力を行った『NINJA GAIDEN 4』(発売元:Xbox Game Studios〔日本マイクロソフト〕)などが2025年10月に発売された。

【XR分野】
独自に開発したリアルタイム演出技術『ALiS ZERO』を活用し、リアルタイムライブの制作および配信に参画したほか、モーションキャプチャー収録、CGモデルおよびアニメーション制作などを実施した。バンダイナムコエクスペリエンスが展開するオリジナルIPプロジェクト『ポラポリポスポ』では、複数の公式映像コンテンツの制作を担当し、2025年8月に開催された『初音ミク「マジカルミライ 2025」』ではライブステージの担当楽曲に関するCG制作を行った。

【遊技機分野】
開発案件の増加や一部案件におけるトラブル対応に伴い外注費が増加したが、プロジェクトマネージャーの育成や開発ラインの拡充の結果、売上高は増加した。また、社内教育を推進したことで開発効率が向上し、収益性は改善基調にある。その他分野ではモバイルコンテンツのプロジェクト開発も進んでいる。

 

■自社開発(パブリッシング)事業

自社開発機能および自社IPの獲得を目的として2025年8月にアクアプラスを完全子会社化した。同社の売上計上により連結売上高は増加したが、M&Aに係る関連費用を計上したことから、利益面は一時的に押し下げられた。今後は、アクアプラスの保有するIPを活用し、協業体制を構築することで、グループ全体でシナジー創出および収益力の向上を図る方針だ。また、新規事業アイデアに関する社内公募制度を開始するなど、新たなコンテンツの創出および事業機会の創出に努めている。当連結会計期間においては、製作委員会を通じた戦略投資を2件実行した。

 

■2027年1月期の見通し

2027年1月期の業績は、売上高53億円(前期比23.6%増)、営業利益2億7500万円(同51.8%増)、経常利益2億9000万円(同57.2%増)、最終利益2億8000万円(同58.5%増)、EPS33.26円を見込む。株価収益率は11.7倍となる。

・売上高:53億円(同23.6%増)
・営業利益:2億7500万円(同51.8%増)
・経常利益:2億9000万円(同57.2%増)
・最終利益:2億8000万円(同58.5%増)
・EPS:33.26円

ゲーム、パチンコ・パチスロ、モバイル各分野で複数のプロジェクト開発が進んでいるとのこと。

 

株式会社ユークス
https://www.yukes.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ユークス
設立
1993年2月
代表者
代表取締役社長 谷口 行規
決算期
1月
直近業績
売上高32億5500万円、営業利益8700万円、経常利益1億6300万円、最終利益1億9800万円(2025年1月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4334
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