『モンスト』が1週間連続で首位をキープ 施策がハマッた『プリコネR』『グラブル』『パワプロ』『にゃんこ大戦争』などが話題に…Google Play1週間を振り返る
7月16日~7月19日のGoogle Play売上ランキングの動きを振り返っていく。
今週は、ミクシィ<2121>の『モンスターストライク』が首位をキープし続けた。中でも、特筆すべきは7月17日より開催されている、アニメ「僕のヒーローアカデミア」とのコラボレーションだろう。本コラボの一環として、ガチャ「僕のヒーローアカデミア」がスタートしている。こちらのガチャには、「爆豪勝己★6・火」「轟焦凍★6・水」「麗日お茶子★4・木」「緑谷出久★6・光」「飯田天哉★4・闇」ら5体のコラボキャラクターが登場している。
また、TOP10圏内では、水着キャラが登場したCygamesの『プリンセスコネクト!Re:Dive』がTOP3入りをキープ、『パズル&ドラゴンズ』『Fate/Grand Order』『白猫プロジェクト』『ロマンシング サガ リ・ユニバース』『プロ野球スピリッツA』『Pokemon GO』『ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト』といったタイトル群が10位以内をキープし続けて好調を維持した。
そのほか、7月18日より「エヴァンゲリオン」とのコラボレーションイベントを開始(関連記事)したポノスの『にゃんこ大戦争』が、コラボTVCMを放映するなど、大きな話題となった。
■7月16日
7月16日10時現在のGoogle Playの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、前週首位を独走していたFGO PROJECTの『Fate/Grand Order』にかわって、ミクシィ<2121>の『モンスターストライク』が首位回復した。
その『モンスト』を追い、32ランクアップで2位に浮上したのが、Cygamesの『プリンセスコネクト!Re:Dive』だ。『プリコネR』は、7月13日12時より、「プライズガチャ」を開始。期間限定キャラ「ペコリーヌ(サマー)」と「キャル(サマー)」がプライズガチャとプラチナガチャに再度登場している。
また、同時期にペコリーヌ(サマー)、コッコロ(サマー)、キャル(サマー)のキャラ専用装備が追加された。それらキャラのメモリーピースは、★5までの才能開花に必要な数に加えて「キャラ専用装備」における上限解放を最大まで行うために必要な数まで、女神の秘石ショップで購入できる。
これら施策が順位を押し上げる要因となったと思われる。
また、同時期にペコリーヌ(サマー)、コッコロ(サマー)、キャル(サマー)のキャラ専用装備が追加された。それらキャラのメモリーピースは、★5までの才能開花に必要な数に加えて「キャラ専用装備」における上限解放を最大まで行うために必要な数まで、女神の秘石ショップで購入できる。
これら施策が順位を押し上げる要因となったと思われる。
出所:AppAnnie(本日分は弊メディアで追記)
また、コロプラ<3668>の『白猫プロジェクト』が、76位→6位と大きく順位を上げている。
『白猫プロジェクト』は、サービス開始から5周年を迎えたことを記念し、5周年記念イベント「DARK RAGNAROK 黒の後継者」や、 ゲームに一定期間ログインするだけで最大「100回+5」分のガチャが無料で引けるお得なキャンペーンなどをゲーム内で開催。イベント実施にともない「DARK RAGNAROK 黒の後継者」キャラガチャにセレナやヴァイスたちが登場したことが、ユーザーから好評のようだ。
『白猫プロジェクト』は、サービス開始から5周年を迎えたことを記念し、5周年記念イベント「DARK RAGNAROK 黒の後継者」や、 ゲームに一定期間ログインするだけで最大「100回+5」分のガチャが無料で引けるお得なキャンペーンなどをゲーム内で開催。イベント実施にともない「DARK RAGNAROK 黒の後継者」キャラガチャにセレナやヴァイスたちが登場したことが、ユーザーから好評のようだ。
■7月17日
7月17日10時現在のGoogle Playの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、前日からトップ30の順位に変動は見られず、ミクシィ<2121>の『モンスターストライク』が首位を守った。
『モンスト』は、7月15日0時~7月16日23時59分まで、「ガブリエル」獣神化を記念したガチャ「モンコレDX ~ガブリエル編~」を開催した。本ガチャはガブリエル編Vol.1(7/15 0:00~23:59)、ガブリエル編Vol.2(7/16 0:00~23:59)とあり、新たに獣神化が可能になる「ガブリエル」を含む、限定キャラの「ストライク」「ルシファー」「卑弥呼」「ノア」も排出され、ユーザーから好評だったもよう。
なお、『モンスト』では冒頭でも述べた通り、翌7月17日12時より、TVアニメ「僕のヒーローアカデミア」とのコラボレーションを開催(関連記事)。この辺りの施策を確実にヒットさせたことが、1週間首位をキープし続けられた要因とも言えそうだ。
なお、『モンスト』では冒頭でも述べた通り、翌7月17日12時より、TVアニメ「僕のヒーローアカデミア」とのコラボレーションを開催(関連記事)。この辺りの施策を確実にヒットさせたことが、1週間首位をキープし続けられた要因とも言えそうだ。
出所:AppAnnie(本日分は弊メディアで追記)
その他、トップ30外では、ブシロードとKLab<3656>の『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』が31位とトップ30復帰まであと一歩の所まで来た。
『スクフェス』は、7月12日0時から7月14日23時59分まで、津島善子の誕生日を記念した限定BOX勧誘を実施し、7月12日時点で89位だったが翌13日に35位まで急上昇。そして7月15日16時からは、UR「渡辺曜」やSSR「高海千歌」ら、さわやかなワンピース姿の新部員を「特待生勧誘」に追加。7月20日23時59分までの期間、新規に追加された部員の特待生勧誘での出現率がアップする同施策も手伝って、ジワジワとトップ30圏内に迫った。
出所:AppAnnie(本日分は弊メディアで追記)
■7月18日
この日は、前日39位から18ランクアップでトップ30に復帰した、Cygamesの『グランブルーファンタジー』に注目が集まった。『グラブル』は、7月17日19時より、グランデフェスを開催するとともにレジェンドガチャに新たなキャラクター解放武器が登場(関連記事)。「カリオストロ」(水着バージョン)が仲間になるオンリー・プリティ・ガールや、「フライデー」(水着バージョン)が仲間になるプレミアムソードなどが用意されており、売上に寄与したもよう。
出所:AppAnnie(本日分は弊メディアで追記)
また、7月16日のランキング記事(関連記事)にて、7月15日14時より野球漫画の金字塔「タッチ」(原作・あだち充)とのコラボイベント「激突!タッチスターズ」を開催し、56位→22位まで順位を上げトップ30に復帰したコナミデジタルエンタテインメント(KONAMI)の『実況パワフルプロ野球』が、さらに14ランクアップでトップ10入りを果たした。
「タッチ」コラボが引き続き好調であることに加え、7月17日より「覚醒対象」の10キャラのみが出現する「ループガチャ 覚醒祭り」を開始しており、順位を押し上げたと思われる。
出所:AppAnnie(本日分は弊メディアで追記)
■7月19日
前日のランキング記事(関連記事)でも触れた『グランブルーファンタジー』は、15ランクアップで6位まで順位を上げた。
また、前日32位から11ランクアップで21位と目立った動きを見せたのが、スクウェア・エニックスの『とある魔術の禁書目録 幻想収束』。本作では、7月17日16時より、初のシナリオイベント「とある浜辺の常夏楽園」開催にあわせ、期間限定キャラ「【エンドレスサマー】御坂 美琴」「【サンセットビーチ】神裂 火織」が登場する「とある浜辺の常夏楽園」ステップアップガチャを実施している。こちらが売り上げにつながったようだ。
出所:AppAnnie(本日分は弊メディアで追記)
その他では、7月18日11時より「エヴァンゲリオン」とのコラボレーションイベントを開始(関連記事)したポノスの『にゃんこ大戦争』が、26位→19位と好調だ。
今回のコラボでは、コラボ限定キャラクターが出現する「エヴァンゲリオン」ガチャが登場。前回のコラボで登場したキャラに加え、「エヴァ8号機」「空中艦艇ネコヴンダー」「ちびミサト」「ちびリツコ」「ちびアヤナミレイ(仮称)」が新たに参戦するほか、「エヴァ2号機」「ちびアスカ」の2体に第3形態が追加されており、順位を押し上げる要因となったもよう。
出所:AppAnnie(本日分は弊メディアで追記)
会社情報
- 会社名
- 株式会社MIXI
- 設立
- 1997年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 木村 弘毅
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1468億6800万円、営業利益:191億7700万円、経常利益156億6900万円、最終利益70億8200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2121
会社情報
- 会社名
- 株式会社コナミデジタルエンタテインメント
- 設立
- 2006年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 東尾 公彦/代表取締役社長 早川 英樹
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1940億1100万円、営業利益336億4700万円、経常利益348億9300万円、最終利益278億2800万円(2023年3月期)
会社情報
- 会社名
- ポノス株式会社
- 設立
- 1990年12月
- 代表者
- 辻子禮子、辻子依旦
- 決算期
- 11月
- 上場区分
- 非上場