今週(10月12日~10月18日)のSocial Game Infoでは、519本の記事を掲載した。アクセスランキングのTOP50は以下のとおり。コロプラと『ドラゴンクエストウォーク』に関わる記事が1位に入った。2位も『ドラクエウォーク』の収益に関する記事である。注目を集めているコロプラだが、現在、東京証券取引所は同社株式についていわゆる「信用規制」を行っている。
信用規制とはなにか。それについては解説したサイトや本が多いので、そちらを見ていただくのが良いのだが、証券取引所が信用取引に関する規制措置を行っていることで、信用取引において売買が過度に投機的になることを防止するため、取引所では一定の基準を設けて規制を行うことを指す。
多くの場合、信用取引残高を毎日公表する「日々公表」から始まり、それでも過熱しているとなれば、委託保証金率やそのうちの現金の比率を上げていく。信用取引に必要な資金が大きくなるため、新規の買いが入りづらくなり、多くの場合、過熱感が冷めていくことになる。
つまり、取引所は、コロプラ株については過度に信用取引が利用されており、「過熱している」とみている。証券業界にいたとき、よくごちそうになった先輩から「信用規制されるということは相場が過熱しており、下手に手を出すと大損する危険性がある。お願いだから買わないでくれ、という取引所のサインと理解すべき」などといわれたことがある。
その一方、株価上昇の原動力となった『ドラクエウォーク』については、人気の継続性や海外展開の可能性、コロプラの収益に与える影響、そして適正株価などが見極めづらく、短期の需給面はともかく、中期あるいは長期でこの株価水準が妥当かどうかは判断しづらいというのも実情ではないか。11月6日の決算発表と決算説明会での発言が注目される。
月に1度くらいの頻度となりますが、編集長担当回はこんな感じで書いていきます。記事として書きづらいことも扱っていきます。来週も変則的な日程となりますが、Social Game Infoをご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
(編集長)