アエリア、第3四半期の営業益は23％増の22億円…「A3!」と「蒼焔の艦隊」が引き続き好調、サイバードも連結寄与

アエリア<3758>は、本日（11月14日）、第3四半期累計（2019年1月～9月）の連結決算を発表し、売上高215億7600万円（前年同期比10.1％減）、営業利益22億0100万円（同23.3％増）、経常利益20億8500万円（同28.4％増）、最終利益13億8400万円（前年同期は1億2100万円の赤字）だった。

主力のコンテンツ事業が好調に推移した。サイバードが連結に加わったことに加えて、「A3!」と「蒼焔の艦隊」が引き続き好調だった。

 

①ITサービス事業
売上高は39億3500万円（同17.2％減少）、営業利益は3億9200万円（同4.5％減少）となった。オンライン電子出版に特化したアフィリエイトプラットフォーム事業を行うファーストペンギン、及びデータサービス事業を行うエアネットが安定した収益を獲得しているが、アフィリエイト広告収益の減少により売上高並びに営業利益が減少した。


②コンテンツ事業
売上高は128億1600万円（同27.1％増加）、営業利益は16億6200万円（同92.0％増加）となった。サイバードがグループに加わった影響と、スマートフォン向けゲーム「A3!」と「蒼焔の艦隊」の収益が好調に推移した。


③アセットマネージメント事業
売上高は49億4600万円（同41.2％減少）、営業利益は1億5800万円（同70.5％減少）となった。アセットマネージメント事業については、不動産の賃貸及び売買並びに国内外の企業等への投資等を行っている。不動産市況を考慮しリスクコントロールを行った結果、売上高及び営業利益が減少した。


 
続く2019年12月通期は、売上高300億円（前期比4.7％減）、営業利益32億円（同70.5％増）、経常利益30億円（同85.8％増）、最終利益20億円（黒字転換）を見込む。