Nianticとポケモン、『ポケモンGO』で「GOバトルリーグ」の詳細を公開 一部のポケモンはわざの追加も


Nianticとポケモンは、12月12日、『ポケモンGO』で「GOバトルリーグ」のさらなる詳細、バトルシステムに導入される変更、一部のポケモンが新たに覚えるわざ、そして再び覚えるようになるわざについて公開した。

「Pokémon GO バトルリーグ」の詳細
「Pokémon GO バトルリーグ」は3種類のリーグで楽しめる、トレーナーバトルの新機能となる。バトルはスーパーリーグ、ハイパーリーグ、マスターリーグの全てのリーグで開催されます。 ですが、1度に開催されるのは1つのリーグだけで、シーズン中に3つのリーグが順番で開催する。

つまり、トレーナーとして名をあげるには、3つのリーグ全てで勝つ必要があるようだ。

シーズンを通しての勝利数に応じて、リーグのローテーションに関わらず、ランクが上昇する。それぞれのシーズンではランク1からスタートし、最大で10まで上げることができる。一旦上がったランクは、シーズン中に下がることはない。ランクが高いほど得られるリワードも良いものになる。

ランク10に到達した後は、最強を目指してレーティングを上げよう。 レーティングは勝つと上昇し、負けると下がる。1回のバトルに、同じポケモンを使用できない。


バトルシステムのアップデート
バトルシステムにアップデートが加わる。

お互いのポケモンが同時にスペシャルアタックを使った場合、「こうげき」が高いポケモンの方が先制する。2匹のポケモンの「こうげき」が同じ場合は、ランダムで先制するポケモンが決まる。

この変更により、「ぼうぎょ」と「HP」だけでなく、「こうげき」も重要な要素になってくる。

ポケモンを交代すると、「こうげき」と「ぼうぎょ」に対する効果がリセット。「こうげき」と「ぼうぎょ」に影響を与えるわざをさらに追加する上で、その効果をリセットすることも選択肢の1つとして加えたいと考えたという。

ステータスを引き下げるわざは交代を促し、反対にステータスを引き上げるわざを使うとなるべく交代を避けるようになる、といった駆け引きが生まれる。どのタイミングでどういうわざを使用し、いつポケモンを交代させるのか、これまで以上に考慮すべき点が増えている。


既存のわざのアップデート
『Pokémon GO』の既存のわざにアップデートを行う。

つじぎり - トレーナーバトルで必要とされるエネルギーが減少し、一定の確率で自分のこうげきを大幅に上げる。

こごえるかぜ - 一定の確率で相手のこうげきを低下する。

ハイドロカノン - トレーナーバトルで与えるダメージが減少する。「コミュニティ・デイ」の限定わざは強いものが多いですが、現在の「ハイドロカノン」には調整が必要だと判断し、ダメージを下げた。

やつあたり/おんがえし - トレーナーバトルでチャージする時間が長くなり、与えるダメージが大きくなる。全てのシャドウポケモンが覚えている「やつあたり」が、リトレーンすることで「おんがえし」になるため、このわざが万能になりすぎないように調整する。

どろかけ - ジムバトル、レイドバトル、トレーナーバトルでの「どろかけ」のダメージが上がる。

すなじごく - トレーナーバトルで使用した際に、チャージ時間が短くなる代わりにダメージが減少し、相手のぼうぎょを一段階下げるようになる。また、「ガブリアス」「ドダイトス」「グライオン」が「すなじごく」を覚えられるようになる。

じしん - ジムバトルとレイドバトルでのダメージが上がる。

オーバーヒート、りゅうせいぐん、サイコブースト - トレーナーバトルでより素早くチャージできるようになりますが、使用後は自分のこうげきが大幅に低下する。バランスを保つために一部のダメージ値を引き下げる。

「インファイト」 トレーナーバトルでより素早くチャージされるようになるが、使用後は自分のぼうぎょが大幅に低下する。

新たに追加されたわざ
一部のポケモンが今まで『Pokémon GO』では見られなかったわざを覚えられるようになる。

オクタンほう - 相手のこうげきを大幅に下げる、チャージが遅めのスペシャルアタック。
「オクタンほう」は「オクタン」と「キングドラ」が覚えられる。

ミラーショット - 相手のこうげきも下げるチャージの素早いスペシャルアタックです。
「ミラーショット」は「ナットレイ」「ジバコイル」「ギギギアル」「フォレトス」が覚えられる。

とどめばり - 使用後に自分のこうげきも上げるチャージの素早いスペシャルアタック。
「とどめばり」は「スピアー」「ドラピオン」「ビークイン」「ハリーセン」が覚えられる。

はどうだん - 強力なかくとうタイプのわざ。
「はどうだん」は「ルカリオ」が覚えられる。

ばかぢから - 素早く繰り出せる強力なかくとうタイプのわざですが、使用後は自分のこうげきとぼうぎょが低下する。
「ばかぢから」は「カイロス」「ハリテヤマ」「カビゴン」「ドサイドン」「メルメタル」が覚えられる。

覚えるわざのアップデート

一部のポケモンが覚えるわざが追加。

パルシェン:こごえるかぜ - 「パルシェン」はぼうぎょに優れたポケモンですが、新たに調整された「こごえるかぜ」を覚えられることでさらにその強みが活かされる。

オーダイル:こおりのキバ - 「オーダイル」が「こおりのキバ」を覚えることで、他のみずタイプのポケモンにも劣らない力を発揮する

ポリゴン2/ポリゴンZ:ロックオン - 「ロックオン」は与えるダメージはごくわずかですが、エネルギーが溜まるのも早いです。現在だと、「ポリゴン2」と「ポリゴンZ」はどちらもチャージの遅い強力なスペシャルアタックを使うことが多いが、「ロックオン」の登場によって、わざの選択肢が増える。

セレビィ:タネばくだん - くさタイプの幻のポケモン「セレビィ」が、くさタイプのわざを使えるようになる。

ダーテング:バークアウト - 「はっぱカッター」と「バークアウト」の両方が使えるようになり、「ラグラージ」や「ギラティナ」のようなハイパーリーグで活躍するポケモンにプレッシャーを与える選択肢ができる。

カイオーガ:なみのり - 「なみのり」は素早くチャージができるわざなので、「カイオーガ」の選択肢が増える。

ベロベルト:シャドーボール - 「ベロベルト」はすでにゴーストタイプに対してバトルで有効ですが、「シャドーボール」を覚えることで、さらに有利になるだろう。

モジャンボ:パワーウィップ - 「モジャンボ」はこの強力なわざによって、くさタイプのスペシャルアタックをより頻繁に繰り出せるようになるはず。

ヒードラン:かえんほうしゃ - 「レジスチル」や「フシギバナ」のようなほのおタイプを弱点とするポケモンとの戦闘でより活躍できる。

ムーランド:こおりのキバ - 他のノーマルタイプのポケモンとは一味違った戦い方ができるようになる。
一部のポケモンにおいて、覚えられなくなったわざが復活します!

『Pokémon GO』のデビューと共に登場した一部のカントー地方のポケモンが覚えるわざは、時間が経過すると共に変化してきた。これらのポケモンの一部が過去覚えていた強力なわざを、後から『Pokémon GO』を始めたトレーナーも利用できるようにするため、その一部を復活する。こうしたわざはこれから先も徐々に復活させる予定とのこと。

ウインディ:かえんほうしゃ
ニョロボン:マッドショット
カイリキー:クロスチョップ
ゴローニャ:げんしのちから
ゲンガー:シャドークロー
ナッシー:ねんりき
カイロス:れんぞくぎり
ギャラドス:りゅうのいぶき、たつまき
カビゴン:のしかかり
カイリュー:りゅうのいぶき、ドラゴンクロー

 
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株式会社ポケモン
設立
1998年4月
代表者
代表取締役社長 石原 恒和/代表取締役 宇都宮 崇人
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