【ゲーム株概況(12/12)】非ゲーム領域の立ち上がり期待でケイブが急騰 BOIが後場急落…海外展開の遅れを嫌気 信用規制のアクセルマークも大幅安
12月12日の東京株式市場では、日経平均は3日ぶりに反発し、前日比32.95円高の2万3424.81円で取引を終えた。米FOMC(連邦公開市場委員会)で金融政策の現状維持が決定されたことで、米国の低金利政策が続くとの見方から市場のリスク志向が強まった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ケイブ<3760>が一時1418円まで買われるなど急騰した。ケイブは、マルチチャンネルネットワークビジネスを手掛ける子会社として設立したcapableがコーポレートサイトをオープンしたことで、非ゲーム領域の事業立ち上げが順調に進んでいくことへの思惑が膨らむ格好となったようだ。
また、『バイオハザード RE:3』の来年4月発売の発表が引き続き材料視されたカプコン<9697>も買われ、サイバーエージェント<4751>やガンホー<3765>など主力株の一角もしっかり。
半面、『幻獣契約クリプトラクト』と『ミトラスフィア』の海外展開の配信開始時期がともに予定よりも遅れることを発表したバンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>が後場に入って急落し、東証による信用取引の規制が嫌気されたアクセルマーク<3624>も下げがきつい。
ほか、マイネット<3928>やアカツキ<3932>も安く、『ラブプラス EVERY』のサービス再開で買い直されていたエヌジェイホールディングス<9421>も大幅反落した。
■関連銘柄
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ケイブ<3760>が一時1418円まで買われるなど急騰した。ケイブは、マルチチャンネルネットワークビジネスを手掛ける子会社として設立したcapableがコーポレートサイトをオープンしたことで、非ゲーム領域の事業立ち上げが順調に進んでいくことへの思惑が膨らむ格好となったようだ。
また、『バイオハザード RE:3』の来年4月発売の発表が引き続き材料視されたカプコン<9697>も買われ、サイバーエージェント<4751>やガンホー<3765>など主力株の一角もしっかり。
半面、『幻獣契約クリプトラクト』と『ミトラスフィア』の海外展開の配信開始時期がともに予定よりも遅れることを発表したバンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>が後場に入って急落し、東証による信用取引の規制が嫌気されたアクセルマーク<3624>も下げがきつい。
ほか、マイネット<3928>やアカツキ<3932>も安く、『ラブプラス EVERY』のサービス再開で買い直されていたエヌジェイホールディングス<9421>も大幅反落した。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社ケイブ
- 設立
- 1994年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役CFO 伊藤 裕章
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高122億7400万円、営業利益18億7000万円、経常利益19億4300万円、最終利益14億4100万円(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3760
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンク・オブ・イノベーション(BOI)
- 設立
- 2006年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 樋口 智裕
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高213億3300万円、営業利益49億円、経常利益49億2000万円、最終利益32億9300万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 4393
会社情報
- 会社名
- アクセルマーク株式会社
- 設立
- 1994年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 松川 裕史
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高21億4400万円、営業損益9800万円の赤字、経常損益1億円の赤字、最終損益1億200万円の赤字(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3624