「剣と天秤のディテクタシー」のジュピットが倒産開始決定…東京商工リサーチ報道

東京商工リサーチは、この日(11月18日)、モバイルゲームのジュピットが12月11日、東京地裁から破産開始決定を受けたと報じている。報道によると、負債総額は債権者25名に対して4億7684万円になるという。

同社は、「ヤマトクロニクル 覚醒」や「初恋の歌」などが評価を受け、2016年3月期には売上高7億1003万円をあげていたが、「エターナルリンケージ~蒼穹のアムネシア~」などが不振で、売上は2017年3月期には売上高5億8094万円まで低下。今年に入って2月に「ヤマトクロニクル 覚醒」の運営権をDigital monkeyに譲渡し、今年10月にはソーシャルゲーム「剣と天秤のディテクタシー」がわずか4ヶ月でサービス終了となった。こうした売上低迷に加え、ゲーム開発への投資や金融機関からの借入が負担となり、厳しい資金繰りが続いていたという。


(株)ジュピット~オンラインゲーム「ヤマトクロニクル 覚醒」がヒット~


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