NJHD、ゲーム開発子会社だったブームの解散を決定 昨年9月のグループ再編でゲーム事業はウィットワンに移転
エヌジェイホールディングス<9421>は、1月24日、連結子会社ブームを解散し、6月に特別清算することを決定した。また、これに伴い、同社に対する債権の取立不能のおそれが生じたことを発表した。
ブームは、2017年5月1日に民事再生手続の開始決定を受けた旧ブームの事業再生支援のため、旧ブームの事業譲受先として設立した会社であったが、遊技機開発分野の環境変化により新規案件が停滞していた。また、ゲーム開発分野においても、案件規模の大型化傾向などにより受注要件が合う案件が減少し、小規模・短期案件などの割合が多くなったことで収益が安定せず、業績改善が進展しない状況が続いていた。
このような状況に対して、2019年8月23日付「連結子会社3社間の経営統合に関するお知らせ」(関連記事)のとおり、2019年9月1日付でブームの事業をウィットワンに譲渡し、現在、経営統合した3社において、技術力およびノウハウの共有による受注競争力の強化と人材リソースを有効に活かせる体制作りに取り組み、稼働率と収益性の改善に努めている。
上記統合による事業譲渡後、法人として残るブームについて、今後の活用用途の有無などを検討したが、今回、同社を解散し、特別清算することを決定した。
なお、この解散に伴う特別清算により、貸付金1億5600万円について回収不能となる見込みだが、貸倒引当金を計上済みであり、連結決算においては相殺消去されるため、エヌジェイホールディングスの業績に与える影響は軽微としている。
ブームは、2017年5月1日に民事再生手続の開始決定を受けた旧ブームの事業再生支援のため、旧ブームの事業譲受先として設立した会社であったが、遊技機開発分野の環境変化により新規案件が停滞していた。また、ゲーム開発分野においても、案件規模の大型化傾向などにより受注要件が合う案件が減少し、小規模・短期案件などの割合が多くなったことで収益が安定せず、業績改善が進展しない状況が続いていた。
このような状況に対して、2019年8月23日付「連結子会社3社間の経営統合に関するお知らせ」(関連記事)のとおり、2019年9月1日付でブームの事業をウィットワンに譲渡し、現在、経営統合した3社において、技術力およびノウハウの共有による受注競争力の強化と人材リソースを有効に活かせる体制作りに取り組み、稼働率と収益性の改善に努めている。
上記統合による事業譲渡後、法人として残るブームについて、今後の活用用途の有無などを検討したが、今回、同社を解散し、特別清算することを決定した。
なお、この解散に伴う特別清算により、貸付金1億5600万円について回収不能となる見込みだが、貸倒引当金を計上済みであり、連結決算においては相殺消去されるため、エヌジェイホールディングスの業績に与える影響は軽微としている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社エヌジェイホールディングス(NJHD)
- 設立
- 1991年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 筒井 俊光
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高96億9800万円、営業利益1億200万円、経常利益9600万円、最終利益2億7400万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 9421