メルカリ<4385>は、3月10日、「衛生マスク（個人が自作したものを含む）」「衛生マスクとその他の商品を抱き合わせた出品」を一律禁止とし削除対象にすると発表した。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響に伴うマスクの取引について、入手経路の確認や著しく高額な商品の削除・利用制限など、取引状況に応じて様々な対応を行ってきた。「国民生活安定緊急措置法施行令の一部を改正する政令」が閣議決定され、本日3月15日以降、市販で購入した衛生マスクを取得価格を超える価格で譲渡した場合、1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金が課される。この改正により、市販で購入した衛生マスクの取得価格を超える価格での販売は、違法行為およびそのほう助にあたる行為に該当するという。
マスクの出品すべてが、必ずしも違法行為につながるわけではないが、メルカリでは、意図せず違法行為につながる可能性を考慮した、としている。
