【ゲーム株概況(3/16)】自社株買い発表のアエリアが大幅反発 『ミトラスフィア』中国本土版配信延期のBOIは安値更新 大幅減益のエイチームも売られる
3月16日の東京株式市場では、日経平均は4日続落となり、前日比429.01円安の1万7002.04円で取引を終えた。日銀が前倒しで開催した金融政策決定会合でETF(上場投資信託)の買い入れ額倍増を打ち出したことで、一時は上げ幅300円超に達する場面があったものの、その取り組み姿勢に対する疑念などから次第に失望売りに押される展開となった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、アエリア<3758>やドリコム<3793>、モブキャストHD<3664>、サイバーステップ<3810>などが買われた。アエリアは、前週末3月13日に発行済株式総数の2.6%に相当する60万株・3億円を上限とする自社株買いを行うことを発表したことが市場から好感されたようだ。
また、大手ゲーム株に軟調な動きが目立つ中で、スクウェア・エニックスHD<9684>が健闘した。
半面、3月13日に『ミトラスフィア-MITRASPHERE-』中国本土版のリリースを第2四半期中から第3四半期末までに延期したバンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>が昨年来安値を更新し、サイバーエージェント<4751>やミクシィ<2121>など主力株も総じてさえない。
第2四半期期間(11~1月)の営業利益が前年同期比72.1%減と大幅な減益となったエイチーム<3662>も売られた。
■関連銘柄
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、アエリア<3758>やドリコム<3793>、モブキャストHD<3664>、サイバーステップ<3810>などが買われた。アエリアは、前週末3月13日に発行済株式総数の2.6%に相当する60万株・3億円を上限とする自社株買いを行うことを発表したことが市場から好感されたようだ。
また、大手ゲーム株に軟調な動きが目立つ中で、スクウェア・エニックスHD<9684>が健闘した。
半面、3月13日に『ミトラスフィア-MITRASPHERE-』中国本土版のリリースを第2四半期中から第3四半期末までに延期したバンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>が昨年来安値を更新し、サイバーエージェント<4751>やミクシィ<2121>など主力株も総じてさえない。
第2四半期期間(11~1月)の営業利益が前年同期比72.1%減と大幅な減益となったエイチーム<3662>も売られた。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社アエリア
- 設立
- 2002年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 長嶋 貴之/代表取締役社長 小林 祐介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高226億7100万円、営業利益4億7300万円、経常利益7億5200万円、最終利益4億8000万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3758
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンク・オブ・イノベーション(BOI)
- 設立
- 2006年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 樋口 智裕
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高213億3300万円、営業利益49億円、経常利益49億2000万円、最終利益32億9300万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 4393