【ゲーム株概況(3/30)】東証1部への市場変更材料にギークスがS高 CAやコロプラなど主力株の一角が買われる オルトプラスはS安に

3月30日の東京株式市場では、日経平均は反落し、前日比304.46円安の1万9084.97円で取引を終えた。先週末の米国市場の大幅安加え、国内での新型コロナウイルスの感染拡大が嫌気され、一時は下げ幅800円超に達する場面もあった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ギークス<7060>が朝方から買いを集め、一気に4ケタ大台を回復し、終値ベースでストップ高した。ギークスは、先週末3月27日に4月3日付での東証1部への市場変更を発表しており、TOPIX組み入れに伴う需要への先回り買いの動きが出たようだ。

また、サイバーエージェント<4751>やコロプラ<3668>など主力株の一角も買われ、ネクソン<3659>やgumi<3903>、アカツキ<3932>、KLab<3656>などもプラス圏での着地となった。

半面、オルトプラス<3672>は3日続落でこの日はストップ安となり、ドリコム<3793>も3日続落とさえない。コロナウイルス流行の終息への道のりの長期化で、主催イベントの延期・中止の影響が懸念されるブシロード<7803>の下げもきつい。


■関連銘柄
ギークス株式会社
http://geechs.com/

会社情報

会社名
ギークス株式会社
設立
2007年8月
代表者
代表取締役CEO 曽根原 稔人
決算期
3月
直近業績
売上高237億3900万円、営業利益9000万円、経常利益8200万円、最終損益14億7300万円の赤字(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7060
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