ボルテージ、コロナウイルスによる市場の混乱を受けて時価総額が20億円割れ、東証2部への指定替え基準に抵触 

ボルテージ<3639>は、3月の月間平均時価総額と、月末時価総額が20億円未満となったことを受けて、現在上場している東証1部から東証2部への指定替え基準に抵触したことを明らかにした。東証の上場規程では、9ヶ月以内に毎月の月間平均時価総額及び月末時価総額が20億円以上とならないときは、市場第二部銘柄に指定替えになる旨が定められているという。

・3月の月間平均時価総額: 19億9256万8136 円
・3月の月末時価総額: 19億3824万1300 円
・3月31日終値: 316 円
・3月31日上場株式数: 613万3675 株 

同社では、時価総額の低下は、新型コロナウイルス感染症の拡大等による株式市場の混乱の影響とし、今後の取り組みとしては、株式市場の混乱の収束を待ちつつ、昨年12月に実施した第三者割当増資による調達資金を有効に活用し、「足元黒字化&次の成長」を実現する、としている。

なお、東証1部上場を維持するため、今後3ヶ月以内に「事業の現状、今後の展開、事業計画の改善その他東京証券取引所が必要と認める事項を記載した書面」を提出することも明らかにした。
株式会社ボルテージ
http://www.voltage.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ボルテージ
設立
1999年9月
代表者
代表取締役社長 津谷 祐司
決算期
6月
直近業績
売上高34億5600万円、営業損益9400万円の赤字、経常利益1500万円、最終利益500万円(2024年6月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3639
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