ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>とポケモンは、『ポケモンマスターズ』の最新情報を公開した。公開になった情報は、レジェンドバトルや既存機能の改修でより遊びやすくする試みなど、盛り沢山の内容となっている。
「ポジション」「おすすめ編成」について
4月末のアップデートで実装した「ポジション」機能は、ソロバトルにおいて味方バディーズが相手に狙われる順番をコントロールできる機能となる。ダメージを与えたくない味方バディーズを守りながら、より戦略的に戦うことができるようになるため、バトルヴィラや後の「レジェンドバトル」で活用できる。
また、おすすめ編成機能もアップデートしており、より最適なバディーズが自動で編成されるようになっている。
レジェンドバトルについて
レジェンドバトルは、これまでにはなかった新しいルールのバトルが楽しめるイベントとなる。開催は6月中旬頃を予定しており、初回は「エンテイ」とのバトルができる。バトルヴィラのように複数のパーティーでチャレンジすることができ、1日のバトルに参加できるバディーズはバトルヴィラよりも多くなっている。
相手はとても高いHPを持っており、HPが減ってくると途中で攻撃方法や状態異常耐性が変化するので、状況に応じて活躍するバディーズが変わってくる。
また、初回のレジェンドバトルに向けて「みずタイプ」のバディーズを育成しておくことをオススメする。
既存機能改修の構想について
今後の以下の改修を行う予定という。・育成にかかるバトルプレイ時間の大幅な短縮
・どうぐ入手先バトルの整理
・1日にプレイできるバトル数の上限設定
■育成にかかるバトルプレイ時間の大幅な短縮
バディーズが仲間に加わった時点で、ある程度高いレベルまでゲンカイ突破不要でレベルアップ可能であり、わざやパッシブスキルも最初からすべて習得している状態への変更を検討している。
さらに、バトルをスキップして報酬アイテムを獲得できるどうぐも用意する予定。
現在の設計では、バトルそのものを楽しむためにはある程度バディーズの強化が必要だが、バディーズを強化するためには「必要な素材数が多い」「入手先ぼうけんの種類が多い」「必要な周回の数が多い」という状況。
こういった状況が「工夫の余地があまりないバトルの繰り返し」を強いており、作業感に繋がっていると考えている。これに対して、育成にかかるバトルプレイ時間の大幅な短縮と後述の2点を組み合わせることで、作業感を緩和したい、としている。
具体的には、素材を集めるために必要な「オート周回&放置」を大幅に減らす方向で調整している。
■どうぐ入手先のクエストの整理
ゲンカイ突破、レベルアップ、進化、バディドロップなど、目的別に挑戦すべきバトルを整理し、獲得できるどうぐの量を調整することを検討している。
■1日にプレイできるバトル数の上限設定
1日にプレイできるバトル数の上限設定を検討している。ただし、すべてのバトルを対象にはせず、バディーズの強化に必要などうぐを入手できるバトルのみを対象とする。
(バトルヴィラ、その他マッチングがあるマルチバトルなどは対象外)
これは従来の大修練のような回数制限式ではなく、バトルに挑む際に共通リソースを消費し、どのバトルでどの強化用アイテムを得るか自分で考え、選択する形式となる。
なお、上限設定が入る代わりに1回あたりのどうぐ獲得量を大幅に改善する。この調整によって、これまでより圧倒的に効率よく、バディーズの強化ができるようにする。
■関連サイト
© 2019 DeNA Co., Ltd. © 2019 Pokémon. © 1995-2019 Nintendo / Creatures Inc. / GAME FREAK inc.
会社情報
- 会社名
- 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
- 設立
- 1999年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上収益1367億3300万円、営業損益282億7000万円の赤字、税引前損益281億3000万円の赤字、最終損益286億8200万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2432