CRI・ミドルウェア<3698>のグループ会社ツーファイブは、音声収録の3密状態を極力軽減し、加えて遠方の移動をなくし業務の効率化を図るべく、音声収録の監修を遠隔で実施できる「リアルタイム遠隔監修システム」の提供を開始した。
新型コロナウイルスの影響による緊急事態宣言解除後も、これまでとは違った新たな生活様式や事業スタイルが求められている。特に、「密閉・密集・密接」のいわゆる「3密」を避けることは引き続き求められており、音声収録の現場における不安解消のためにも何かしらの対策が必要とされていた。
このような状況下、ツーファイブは、音声収録の監修を行うユーザーが実際に録音スタジオに出向かなくても、録音スタジオ内と同様の環境で監修することができる「リアルタイム遠隔監修システム」の提供を開始した。
ツーファイブの提供する「リアルタイム遠隔監修システム」は、Source Elements社が開発したネットワークサービス・アプリケーション「Source-Live」をベースに、チャットツール(Skype/Zoom/Teams/Hangouts)などを駆使し、実際に録音スタジオ内で監修している場合と同様の環境を再現している。高品質のAACオーディオをSSLを介した安全な2048ビット暗号化ストリームで確認でき、ムービー合わせの収録などもズレなく、ストレスの少ない環境を実現している。
また、「リアルタイム遠隔監修システム」を使用することで、遠方のユーザーは移動が不要となるため、より効率的に音声収録を行うことが可能となり、今後の需要も期待できる。
会社情報
- 会社名
- 株式会社CRI・ミドルウェア
- 設立
- 2001年8月
- 代表者
- 代表取締役会長 鈴木 正彦/代表取締役社長 押見 正雄
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高28億4000万円、営業利益9700万円、経常利益1億3800万円、最終損益3億3900万円の赤字(2022年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3698