敬和学園大学(新潟県新発田市)は、地域の魅力を物語として発信する創作イベント「阿賀北ノベルジャム」を開催する。本来は実際に参加者が集まる合宿型のイベントであるため、 一時は新型コロナウイルス感染症の影響から開催が危ぶまれていたが、 イベント自体を実施するために検討を重ね、 オンラインで開催することになったという。
阿賀北地域に暮らす若い作家の卵たち、 そして東京など都市部で活動するプロの編集者・表紙デザイナーがオンラインで共同作業を行い、そのプロセスや完成作品をソーシャルメディアで公開し、 地域の魅力発掘とその発信を行っていくとのこと。
1. NovelJam(ノベルジャム)とは?
「著者」と「編集者」と「デザイナー」がリアルに集まってチームを作り、 ゼロから小説を書き上げ編集・校正して表紙を付け「本」にして販売までを行う『短期集中型の作品制作・販売企画』。3者が、 あたかもジャムセッション(即興演奏)をするが如く、 互いに刺激を得ながらその場で作品を創り上げていく。 (「ノベルジャム」はNPO法人HON.jpの登録商標)
NovelJamの活動を通じ、 誰もが自らの想いを「本」にして、 読み手に繋げることができる、文化的で多様性の高い豊かな社会の実現を目指している。本家ノベルジャムは2017年から4回開催され、 のべ98名が参加。 毎回15作品以上が出版されている。
2. 阿賀北ノベルジャム(オンライン)の流れ
実施期間:オンラインを用いて2020年10月から3ヶ月を執筆期間として想定。 翌年3月にグランプリを発表。
参加者構成:「著者」、 「デザイナー」、 「編集者」の最大合計40名を想定。
阿賀北の若者(高校生・大学生)が「筆者」となり、 都市圏在住の「デザイナー」、 「編集者」と共にオンライン上で作品を創作する。
3. 今後のスケジュール(2020年)
6月15日公式ティザーサイトオープン(URL)
8月 公式サイト本オープン・参加者応募受付開始
9月 参加者 選考結果発表
10月 阿賀北ノベルジャム開催
