『モンスト』と『荒野行動』首位分け合う　『プロスピ』『ドッカン』『IdentityV』『パズドラ』迫るも及ばず　AppStore売上ランキングを振り返る

6月27日～7月3日のApp Store売上ランキングの動きを振り返ると、『モンスターストライク』と『荒野行動』が首位を分け合った週であった。月末月初を境に首位のタイトルが入れ替わった格好だ。その間、『プロ野球スピリッツＡ』や『IdentityⅤ 第五人格』『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』が順位を上げてトップ獲得を狙ったものの、残念ながら2位にとどまった。
 

この週は、新作ゲームが少なかった印象を受けたが、そのなかでもLILITH GAMESの放置型育成RPG『AFKアリーナ』が順調な立ち上がりを見せた。ファンタジー系の放置系RPGで世界のセールスランキング上位に入る実績に加えて、事前登録50万人超えるなど、前評判の高いタイトルであったが、期待に違わぬスタートとなった。どこまで順位を上げてくるか注目である。
  出所：AppAnnie


 

 
ガンホー<3765>の『パズル＆ドラゴンズ』が30位から2位に浮上してきた。『パズドラ』は、6月29日10時より、「エヴァンゲリオン」とのコラボを開始（関連記事）しており、「エヴァコラボガチャ」に★7「シンジ＆レイ」や★6「エヴァ初号機」、★5「碇ゲンドウ」が新登場していることが順位を押し上げる要因になっているようだ。
  出所：AppAnnie


また、NHN PlayArtとドワンゴの『#コンパス 戦闘摂理解析システム』が前日の43位から8位に急上昇し、トップ10に入ってきた。『#コンパス』は、「1200万DL突破記念ガチャ」の開催に加え、本日（6月30日）0時からは「Re:ゼロから始める異世界生活」とのコラボの復刻開催も行っており、売上を伸ばしているもよう。
  出所：AppAnnie


ディー・エヌ・エー（DeNA）<2432>の『メギド７２』が66位から22位に上昇し、トップ30に復帰した。『メギド７２』は、6月29日15時より、「ベヒモス」「アクィエル」「アスラフィル」「ユフィール（バースト）」をピックアップ対象とした激★魔宴召喚「宴の前に！騒いで奏でて血染めの定期健診」を開催していることが売上に大きく貢献しているもようだ。
 

 
NetEase Gamesの『荒野行動』が首位に立った。『荒野行動』は、6月30日より、人気テレビアニメ「東京喰種トーキョーグール」との初のコラボレーションイベントを開催しており、金木研や霧嶋董香、神代利世など「東京喰種」のキャラクターたちの衣装や、キャラクターをイメージしたスポーツカー、赫子（かぐね）をモチーフにした銃器などがゲーム内に登場していることが売上に大きく貢献しているようだ。
  出所：AppAnnie


また、続く2位にはバンダイナムコエンターテインメントとアカツキ<3932>の『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』が前日の29位から急上昇してきた。『ドッカンバトル』は、新SSR「【最強に挑むサイヤ人】超サイヤ人ゴッドSS孫悟空&超サイヤ人ゴッドSSベジータ」が登場したドッカンフェスを6月30日14時より開催していることが順位を押し上げたもよう。
  出所：AppAnnie

 
ブシロード<7803>とCraft Eggの『バンドリ！ ガールズバンドパーティ！』が149位から10位まで急浮上し、トップ10圏内に入ってきた。6月30日より、「とある科学の超電磁砲T」とのコラボ企画を開始しており、コラボレーションガチャ「貫け!エレクトリックPoppin'ガチャ」にイラストやライブ衣装が「とある科学の超電磁砲T」イメージとなった戸山香澄(CV:愛美)、山吹沙綾(CV:大橋彩香)、市ヶ谷有咲(CV:伊藤彩沙)がコラボ限定メンバーとして登場していることなどが売上に貢献しているもようだ。
  出所：AppAnnie


 
LINE<3938>とNHN PlayArtの『LINE：ディズニー ツムツム』が前日の21位から7位に浮上してきた。『ツムツム』は、7月1日より、2つのスキルが使える「ペアツム」として新ツム「エルサ&サラマンダー」が期間限定で登場していることが売上を伸ばす要因となっているようだ。
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また、順位の上昇が目立ったのは、前日の284位から一気に26位に飛び込んできたアカツキ<3932>の『UNI'S ON AIR（ユニゾンエアー）』だ。『ユニゾンエアー』は、7月1日より、「SUMMER UNI'S ON FES.2020」を開催しており、その中で欅坂46・日向坂46それぞれの今までの楽曲衣装が復刻する特別な撮影を実施していることが順位を押し上げたもよう。
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『IdentityⅤ 第五人格』が2位に浮上し、NetEase Gamesの2タイトルが1、2位独占となった。『IdentityⅤ』は、7月2日のメンテナンス終了後より、2周年を記念したイベントを開始しており、新サバイバー「昆虫学者」が登場し、その「昆虫学者」を手に入れるためのUR衣装「ソフィア」がS11・真髄3に登場したことが売上を大きく伸ばす要因となっているようだ。
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トップ10圏内では、サムザップの『戦国炎舞 -KIZNA-』が前日の74位から10位に飛び込んできた。『戦国炎舞』は、7月2日より、「Google Play版7周年記念キャンペーン」を実施しており、同日15時より、「紅」「蒼」「革新」「武勇」「英知」の5コースの福袋ガチャと、「猛虎」「龍神」「革命」「三賢」「11連」の5コースの7周年記念ガチャを開催していることなどが順位を押し上げたもよう。
  出所：AppAnnie