マイクロソフト、一部地域の『TikTok』買収に向け協議へ セキュリティリスクの払拭と利益を約束

米マイクロソフト(MS)は、8月2日(現地時間)、同社のBlogで米国におけるショートムービーアプリ『TikTok』の事業買収について、米政府や開発元のByteDanceとの交渉を継続し、9月15日までに合意したい意向を示した。

今回の発表はセキュリティの観点から、同アプリの利用を禁止したいドナルド・トランプ大統領とMS CEOのサティア・ナデラ氏との対話を受けてのもの。

MSは完全なセキュリティレビューと、米国への適切な利益提供を条件に、アメリカ政府も含めた買収交渉に臨む。ByteDanceとの交渉は、今後数週間以内に協議を進める予定。

交渉の内容には、米国以外にも、カナダ、オーストラリア、ニュージランドでの運営についても含まれている。セキュリティリスクの払拭についてMSは、『TikTok』の米国のユーザーの個人データが、米国内で保存されること、また既に米国外にあるデータの削除を保証するとしている。
 
 
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