【ゲーム株概況(10/28)】1Q好決算への評価でグリーが大幅反発　ガンホーは連日の高値更新　新作リリースのenishは目先の材料出尽くしに

10月28日の東京株式市場では、日経平均は3日続落し、前日比67.29円安の2万3418.51円で取引を終えた。引き続き欧米での新型コロナウイルスの感染再拡大が市場の重しとなった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、グリー<3632>が商いを伴って大幅反発した。グリーは、前日10月27日に発表した第1四半期決算がQonQで売上高2.4％増、営業利益16.6％増と増収増益となったことが素直に評価されている。『シノアリス』グローバル版の収益寄与で今後の海外展開への期待が高まっているほか、構造改革による収益性の改善があらためてクローズアップされているようだ。

また、ガンホー<3765>が連日の高値更新となったほか、ミクシィ<2121>やサイバーエージェント<4751>など主力株が総じてしっかり。バンク・オブ・イノベーション<4393>は4日ぶりに大幅反発した。

前日買われたコーエーテクモHD<3635>も続伸した。

半面、前日に新作『五等分の花嫁 五つ子ちゃんはパズルを五等分できない。』をリリースしたenish<3667>は目先の材料出尽くしとみた売り物に押され、モバイルファクトリー<3912>やエディア<3935>も反落した。


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