【ゲーム株概況(11/2)】決算内容で明暗 好決算を受けてアカツキが大幅高 イマジニアとAimingの下げがきつい 『鬼滅の刃』好調の東宝も堅調
11月2日の東京株式市場では、日経平均は急反発。前営業日比318.35円高の2万3295.48円で取引を終えた。前週末に大きく下げた反動から買い戻しが入ったものの、一巡後は米国大統領選挙が目前に控えていることもあって手控えムードが広がり、2万3300円付近でもみあった。
こうしたなか、ゲーム関連株は高安まちまち。決算発表で一喜一憂する状態だった。アカツキ<3932>が一時ストップ高まで買われた。先週末の決算が交換された。9月中間決算は、売上高が前年同期比6.8%増の166億円、営業利益が同17.1%増の71億円と増収増益だった。
また、東宝<9602>もしっかり。この日、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の累計興行収入が約157億円、累積観客動員数1100万人を突破したとのアナウンスが出ており、業績への貢献を期待した買いが集まったようだ。
他方、イマジニア<4644>の下げがきつい。9月中間決算を発表し、売上高31億1700万円(前年同期比54.0%増)、営業利益6億1500万円(同158.8%増)と大幅増収増益だった。ただ、第2四半期だけをみると、売上高が第1四半期に比べて32%減、営業利益も61%減と落ち込んだ。
同じくAiming<3911>も大幅安となった。『ドラゴンクエストタクト』の好調を受けて第3四半期は黒字転換に成功したものの、第4四半期は、売上高34億3500万円(前四半期比40.4%減)、営業利益3億円(同79.1%減)と減収減益になる見通しとしたことが嫌気された。
【ゲーム関連株】
こうしたなか、ゲーム関連株は高安まちまち。決算発表で一喜一憂する状態だった。アカツキ<3932>が一時ストップ高まで買われた。先週末の決算が交換された。9月中間決算は、売上高が前年同期比6.8%増の166億円、営業利益が同17.1%増の71億円と増収増益だった。
また、東宝<9602>もしっかり。この日、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の累計興行収入が約157億円、累積観客動員数1100万人を突破したとのアナウンスが出ており、業績への貢献を期待した買いが集まったようだ。
他方、イマジニア<4644>の下げがきつい。9月中間決算を発表し、売上高31億1700万円(前年同期比54.0%増)、営業利益6億1500万円(同158.8%増)と大幅増収増益だった。ただ、第2四半期だけをみると、売上高が第1四半期に比べて32%減、営業利益も61%減と落ち込んだ。
同じくAiming<3911>も大幅安となった。『ドラゴンクエストタクト』の好調を受けて第3四半期は黒字転換に成功したものの、第4四半期は、売上高34億3500万円(前四半期比40.4%減)、営業利益3億円(同79.1%減)と減収減益になる見通しとしたことが嫌気された。
【ゲーム関連株】
会社情報
- 会社名
- 株式会社アカツキ
- 設立
- 2010年6月
- 代表者
- 代表取締役CEO 香田 哲朗
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高239億7200万円、営業利益26億7600万円、経常利益28億3400万円、最終利益12億8800万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3932
会社情報
- 会社名
- 株式会社Aiming
- 設立
- 2011年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 椎葉 忠志
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高181億9900万円、営業損益13億900万円の赤字、経常損益11億円の赤字、最終損益22億2700万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3911
会社情報
- 会社名
- イマジニア株式会社
- 設立
- 1986年1月
- 代表者
- 代表取締役社長兼CEO 澄岡 和憲
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高59億600万円、営業利益3億4500万円、経常利益6億5600万円、最終利益4億1600万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4644