サイバーエージェント<4751>は、インターネット広告事業で、Facebook「コンバージョンAPI」の実装支援を行う専門組織を設立したことを明らかにした。本組織はエンジニアを含む人員で構成されており、Facebook/Instagram広告におけるCookieに頼らない広告計測の実現に向けた仕様設計から実装までを一気通貫して広告主企業に提供する。
Facebook/Instagram広告においては「コンバージョンAPI」を活用した広告計測が新たな計測手段として主流になりつつあり、広告主企業からの実装ニーズが高まっている。「コンバージョンAPI」を実装することで、Cookie計測ではデータ欠損してしまう広告成果を捕捉することが可能となり、Cookie規制強化後においても広告効果の向上と維持が見込めることが注目されている。
同社はこれまでも「コンバージョンAPI」の導入に向けたコンサルティングを行ってきたが、今回エンジニアによる実装体制を有する専門組織の設立により、実装に必要な開発リソースの確保が難しいといった課題を抱える広告主企業に対し、広告配信における最適な仕様の設計から実装までを一気通貫して支援する、としている。
近年、インターネット広告においては、サードパーティーCookieに対する利用制限が強化されており、広告主企業が正しい広告成果の計測と配信の最適化を維持するためには、Cookie計測に頼らない新たな手段の確立が課題となっている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高8029億9600万円、営業利益418億4300万円、経常利益414億7500万円、最終利益162億4600万円(2024年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751