ソニー<6758>は、昨年より欧米を皮切りに展開している、没入感のある立体的な音場を実現する立体音響技術を活用した音楽体験「360 Reality Audio(サンロクマル・リアリティオーディオ)」の新たな取り組みとして、立体的な音場に映像を組み合わせた臨場感あるビデオコンテンツの配信や、対応楽曲制作ツール「360 Reality Audio Creative Suite(サンロクマル・リアリティオーディオ・クリエイティブスイート)」の共同開発、対応機器の拡大、360 Reality Audioに関連する独自技術の他社へのライセンス提供を進めていく。
欧米などでは複数のストリーミングサービスから対応楽曲の配信を開始しており、新しいエンタテインメントの創出に向け、開かれたエコシステムの形成を進めている。すでに、アリシア・キーズ、リル・ナズ・X、ミーガン・ザ・スタリオン、ノア・サイラス、ザラ・ラーソンの新曲を含む、4000曲以上の対応楽曲が提供されている。
今後もソニーは、この音楽体験をクリエイターやアーティスト、音楽ファンに向けて広く提案し、360 Reality Audioのエコシステム形成を加速していく。
①アーティストとリスナーを繋ぐ臨場感あるビデオコンテンツの配信
主要音楽レーベルおよびストリーミングサービスと連携し、360 Reality Audioによる立体的な音場と映像を組み合わせた、アーティストによるライブパフォーマンスのビデオコンテンツ配信サービスを年内に開始予定。アーティストとリスナーを繋ぎ、あたかもアーティストと同じ空間にいるような臨場感と没入感を体験できる。
1月12日から開催予定のテクノロジーイベント「CES 2021」に合わせ、配信サービス開始に先駆けて、360 Reality Audio初のビデオコンテンツとしてザラ・ラーソンによるパフォーマンスを、1月12日7時より楽曲配信アプリ「Artist Connection(アーティストコネクション)」から配信する。
本コンテンツは日本国内でも視聴体験が可能で、スマートフォン(Android/iOS)があれば、全メーカーのヘッドホンと組み合わせて楽しめる。なお、ソニーの推奨ヘッドホンとスマートフォン専用アプリ「Sony | Headphones Connect」を使うと、音場を一人一人に最適化した、より没入感のある音楽体験を実現している。
②楽曲制作ツール「360 Reality Audio Creative Suite」の共同開発
対応コンテンツ拡大に向けて、360 Reality Audioの制作環境の整備を進めているソニーは、音楽ソフトウェア開発会社Virtual Sonics社と共同で、対応楽曲制作ツール「360 Reality Audio Creative Suite(サンロクマル・リアリティオーディオ・クリエイティブスイート)」を開発した。
この制作ツールは、プロ向け楽曲制作アプリケーションである様々なDigital Audio Workstation(DAW)のプラグインソフトウェアとして、Virtual Sonics社の子会社Audio Futures社から今年1月末よりダウンロードでの発売を予定している。クリエイターやアーティストが既存の制作プラットフォームを使って、簡単に360度の球状に広がる空間で音楽を表現することを可能とする。
CESにおいて、グラミー賞受賞プロデューサーであるキース・ハリス氏が実際に360 Reality Audio Creative Suiteを使って対応楽曲を制作するシーンやその使用感を語る動画を配信する。
今後、クリエイターが360 Reality Audio Creative Suiteで制作した楽曲を配信する取り組みである「クリエイター・プログラム」をMusic.com(運営会社:米国 Inspiration is Everything社)および米国の音楽配信会社The Orchard社と協業して展開する予定だ。
③対応機器の拡大とライセンス提供による制作・視聴環境の強化
(1)対応機器の拡大
ソニーは、360 Reality Audioに対応したワイヤレススピーカー「SRS-RA5000」、および「SRS-RA3000」を今春以降発売する。一台のスピーカーで360 Reality Audioの立体的な音場を再現することが可能だ。
(2)360 Reality Audioに関連した新規技術ライセンスの提供
更なる360 Reality Audioの普及推進のために、以下のライセンスの提供を開始した。
・360 Reality Audio対応ヘッドホンで、より臨場感ある音楽体験を実現するために音場を一人ひとりに最適化するソニー独自技術のライセンス。
・360 Reality Audio対応スマートフォン、および車載オーディオで360 Reality Audioを再生するための技術ライセンス。
360 Reality Audio対応機器を開発するオーディオ機器メーカーに、引き続きライセンス提供をしていく。
欧米などでは複数のストリーミングサービスから対応楽曲の配信を開始しており、新しいエンタテインメントの創出に向け、開かれたエコシステムの形成を進めている。すでに、アリシア・キーズ、リル・ナズ・X、ミーガン・ザ・スタリオン、ノア・サイラス、ザラ・ラーソンの新曲を含む、4000曲以上の対応楽曲が提供されている。
今後もソニーは、この音楽体験をクリエイターやアーティスト、音楽ファンに向けて広く提案し、360 Reality Audioのエコシステム形成を加速していく。
■エコシステム拡充に向けた新たな取り組み
①アーティストとリスナーを繋ぐ臨場感あるビデオコンテンツの配信
主要音楽レーベルおよびストリーミングサービスと連携し、360 Reality Audioによる立体的な音場と映像を組み合わせた、アーティストによるライブパフォーマンスのビデオコンテンツ配信サービスを年内に開始予定。アーティストとリスナーを繋ぎ、あたかもアーティストと同じ空間にいるような臨場感と没入感を体験できる。
1月12日から開催予定のテクノロジーイベント「CES 2021」に合わせ、配信サービス開始に先駆けて、360 Reality Audio初のビデオコンテンツとしてザラ・ラーソンによるパフォーマンスを、1月12日7時より楽曲配信アプリ「Artist Connection(アーティストコネクション)」から配信する。
本コンテンツは日本国内でも視聴体験が可能で、スマートフォン(Android/iOS)があれば、全メーカーのヘッドホンと組み合わせて楽しめる。なお、ソニーの推奨ヘッドホンとスマートフォン専用アプリ「Sony | Headphones Connect」を使うと、音場を一人一人に最適化した、より没入感のある音楽体験を実現している。
②楽曲制作ツール「360 Reality Audio Creative Suite」の共同開発
対応コンテンツ拡大に向けて、360 Reality Audioの制作環境の整備を進めているソニーは、音楽ソフトウェア開発会社Virtual Sonics社と共同で、対応楽曲制作ツール「360 Reality Audio Creative Suite(サンロクマル・リアリティオーディオ・クリエイティブスイート)」を開発した。
この制作ツールは、プロ向け楽曲制作アプリケーションである様々なDigital Audio Workstation(DAW)のプラグインソフトウェアとして、Virtual Sonics社の子会社Audio Futures社から今年1月末よりダウンロードでの発売を予定している。クリエイターやアーティストが既存の制作プラットフォームを使って、簡単に360度の球状に広がる空間で音楽を表現することを可能とする。
CESにおいて、グラミー賞受賞プロデューサーであるキース・ハリス氏が実際に360 Reality Audio Creative Suiteを使って対応楽曲を制作するシーンやその使用感を語る動画を配信する。
今後、クリエイターが360 Reality Audio Creative Suiteで制作した楽曲を配信する取り組みである「クリエイター・プログラム」をMusic.com(運営会社:米国 Inspiration is Everything社)および米国の音楽配信会社The Orchard社と協業して展開する予定だ。
③対応機器の拡大とライセンス提供による制作・視聴環境の強化
(1)対応機器の拡大
ソニーは、360 Reality Audioに対応したワイヤレススピーカー「SRS-RA5000」、および「SRS-RA3000」を今春以降発売する。一台のスピーカーで360 Reality Audioの立体的な音場を再現することが可能だ。
(2)360 Reality Audioに関連した新規技術ライセンスの提供
更なる360 Reality Audioの普及推進のために、以下のライセンスの提供を開始した。
・360 Reality Audio対応ヘッドホンで、より臨場感ある音楽体験を実現するために音場を一人ひとりに最適化するソニー独自技術のライセンス。
・360 Reality Audio対応スマートフォン、および車載オーディオで360 Reality Audioを再生するための技術ライセンス。
360 Reality Audio対応機器を開発するオーディオ機器メーカーに、引き続きライセンス提供をしていく。
会社情報
- 会社名
- ソニーグループ株式会社
- 設立
- 1946年5月
- 代表者
- 代表執行役会長CEO 吉田 憲一郎/代表執行役社長COO兼CFO 十時 裕樹
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高及び金融ビジネス収入13兆207億6800万円、営業利益1兆2088億3100万円、税引前利益1兆2686億6200万円、最終利益9705億7300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6758