Gunosy<6047> は、1月14日、2021年5月期の11月中間期(20年6～11月)の連結決算を発表し、広告宣伝費を82%減らしたことが奏功し、大幅な増益となった。・売上高42億9100万円(前年同期比43.4%減)
・営業利益3億7600万円(同139.9%増)
・経常利益3億6900万円(同180.1%増)
・最終利益2億3300万円(同82.7%増)
収益面に関しては、引き続き市場環境の悪化の影響及びメディア価値向上施策による広告承認率の減少の影響を受け、Gunosy Adsに係る売上高を24億6600万円計上した。アドネットワークの売上高も引き続き広告承認率の減少の影響を大きく受け、第2四半期累計で6億3300万円を計上した。
また、連結子会社であるゲームエイトの業績が当初予想を上回って推移し、連結業績に大きく寄与した。
費用面に関しては、財務面の強化のためコスト削減の推進を実行し、広告宣伝費3億0600万円(同82.4%減)を計上したほか、アドネットワークに係る売上高の減少に伴い媒体費が減少したという。
続く2021年5月通期の見通しは
売上高:88億9700万円(前期比36.4%減)
営業利益:5億円(同41.7%減)
経常利益:4億8200万円(同42.4%減)
最終利益:2億5300万円(同34.5%減)
を見込む。従来レンジ予想だったが、今回修正となった。
