テクニカルアーツは、Oculus Rift(S)およびOculus Link向けのVRテニスゲーム『CYBER TENNIS』の配信をOculus Storeで、2021年4月23日より開始した。価格は1990円 (＄19.99)。
本作はは、Facebook Technologiesから発売されているVRゴーグルOculus Rift, Rift SおよびOculus Link向けの、VR空間で本格的なテニスを楽しめるゲーム。2021年2月に発売したOculus Quest向けのCYBER TENNISをOculus Rift用にリメイクした。
プレイヤーは、VR空間にある実物と同じサイズのテニスコートでプレイする。ワールドツアーが開催するビッグスタジアムを模したスタジアムで、1万人を超える観衆に囲まれてプレイするという、世界のトッププレイヤーと同様の体験ができる。
本作品は、Oculus Riftは、PCの外部ディスプレイとして接続するVRゴーグルのため、高性能なゲーミングPCのレンダリング性能を生かすために、グラフィックスを大幅にグレードアップした。
Quest版と比べて最大で4倍の解像度のテクスチャ、数00万ポリゴンでモデリングしたスタジアム、ポストエフェクトによる光の演出、自己を含むリアルな影や映り込みの処理など、モバイル機器では実現が困難だったレンダリング手法を惜しみなく投入している。
PCは個々の性能差が大きいため、レンダリング性能によって動的にレンダリング品質をコントロールし、高性能なPCほど美しい画面でプレイできる仕組みを導入した。最新のハイエンドGPUの性能を発揮させることができる。
Oculus Linkに対応しているため、Oculus Quest, Oculus Quest2を持っている人も、VRに対応したゲーミングPCを持っている場合、本ゲームを遊ぶことができるという。
