バンダイナムコピクチャーズは、HTC Corporationが展開するHTC VIVE及びバーチャルリアリティ(VR)のグローバルプラットフォームサービスであるVIVEPORTに向けて、今回、バンダイナムコピクチャーズが製作する作品や企画する事業を全世界向けに展開していくことに合意した。
これを機にバンダイナムコピクチャーズは公式VRチャンネル「BANAPY FOREST（仮）」を開設。バンダイナムコピクチャーズが保有するコンテンツのVR視聴サービスとVR空間上で作品世界に没入できる仮想体験を開発、提供していく。
HTC社は、すでにバンダイナムコピクチャーズの新規作品への出資も始めており、オリジナル作品との連動を強く押し出したコンテンツ開発を同時に進め、ワールドワイドな出口戦略の一つとして、映像と一緒に電子商品やライブイベントなど様々な形で世界中のファンに直接アプローチしている。
2019年からは同社が提供するVIVEPORTがバージョンアップし、他社製品を含めた主要なVRゴーグルで楽しめることから、さらなるユーザー獲得に向けプロモーションが強化されている。日本向けとしては、スマートフォンでもライトに楽しめるVRアプリがリリースする予定で、ライト層からコア層まで幅広い展開を計画している。
HTC社は、今回のバンダイナムコピクチャーズとの共同事業について、VRサービスをより幅広い層に向け一般の人でも簡単に楽しめるサービスとして市場拡大に拍車をかけることになると見込んでいる。
今後は作品専用にカスタマイズしたユーザー空間や、VIVEPORT内で楽しむアバターやデジタルフィギュアなどがリリースするほか、遠く離れたファン同士のコミュニケーションを可能にするフレンズモードなど、作品への没入感たっぷりの魅力的なコンテンツが続々リリースする予定。
