スクエニ、『FFBE幻影戦争』が「1st Anniversaryキャンペーン」で提供された5つのガチャで消費者庁より景品表示法に基づく措置命令を受けたと公表
スクウェア・エニックスは、『WAR OF THE VISIONS ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス 幻影戦争』(以下『FFBE幻影戦争』)において、本日(6月29日)、2020年11月14日の「1st Anniversaryキャンペーン」に伴うアップデート時に、新規実装された一部の召喚に対して、消費者庁より景品表示法に基づく措置命令を受けたことを報告した。
これに伴い、不当景品類および不当表示防止法(景品表示法)第七条第一項の規定に基づく消費者庁の措置命令(令和3年6月28日付け)に従い、一般消費者の誤認を排除するため、次のことを公表している。
<以下、お知らせより一部抜粋>
株式会社スクウェア・エニックス及び株式会社gumiが共同して供給する「WAR OF THE VISIONS ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス 幻影戦争」と称するオンラインゲーム(以下「本件ゲームといいます。)で提供する次の5つのガチャ
・1st ANNIVERSARY 1回限定 1回引き直し可能UR10枠確定10連召喚
・1st ANNIVERSARY 1回限定 URユニット10体確定10連召喚
・1st ANNIVERSARY 1回限定 URビジョンカード10枚確定10連召喚
・1st ANNIVERSARY 1回限定 URユニットの欠片100個確定10連召喚
・1st ANNIVERSARY 1回限定 URビジョンカードの欠片50個確定10連召喚
(以下これらを併せて「本件ガチャ」といいます。)を一般消費者に提供するに当たり、令和2(2020)年11月14日から令和2(2020)年11月16日までの間、本件ゲーム内において「召喚は1回ごとに、その提供割合にもとづいて抽選を行います」などの記載と共に、本件ガチャで提供するアイテムの抽選方法については、1枠ごとに、表示された提供割合に従って抽選が行われるかのように示す表示をしていましたが、実際には、1枠ごとに、表示された提供割合に従って抽選が行われるものではなく、下記の方法で抽選が行われていました。
・提供割合に基づいてランダムに配列した2種類のリストが作成され、2種類のリストのうちどちらを適用するかが抽選される。
・適用されたリストの並び順に基づいて連続するアイテムが10枠分提供され、次以降の一般消費者は、前の一般消費者の結果の続きから、連続するアイテムが10枠分提供される。
上記の抽選方法によって本件ガチャを実行した結果、提供される10枠分のアイテムの組合せは限られたものとなっており、1枠ごとに表示された提供割合に従って抽選が行われれば提供される可能性のあったアイテムの組み合わせのほとんどが、絶対に提供されないものでした。
上記の表示は、それぞれ、本件ガチャの内容について、一般消費者に対し、実際のものよりも著しく優良であると示すものであり、景品表示法に違反するものでした。
・1st ANNIVERSARY 1回限定 1回引き直し可能UR10枠確定10連召喚
・1st ANNIVERSARY 1回限定 URユニット10体確定10連召喚
・1st ANNIVERSARY 1回限定 URビジョンカード10枚確定10連召喚
・1st ANNIVERSARY 1回限定 URユニットの欠片100個確定10連召喚
・1st ANNIVERSARY 1回限定 URビジョンカードの欠片50個確定10連召喚
(以下これらを併せて「本件ガチャ」といいます。)を一般消費者に提供するに当たり、令和2(2020)年11月14日から令和2(2020)年11月16日までの間、本件ゲーム内において「召喚は1回ごとに、その提供割合にもとづいて抽選を行います」などの記載と共に、本件ガチャで提供するアイテムの抽選方法については、1枠ごとに、表示された提供割合に従って抽選が行われるかのように示す表示をしていましたが、実際には、1枠ごとに、表示された提供割合に従って抽選が行われるものではなく、下記の方法で抽選が行われていました。
・提供割合に基づいてランダムに配列した2種類のリストが作成され、2種類のリストのうちどちらを適用するかが抽選される。
・適用されたリストの並び順に基づいて連続するアイテムが10枠分提供され、次以降の一般消費者は、前の一般消費者の結果の続きから、連続するアイテムが10枠分提供される。
上記の抽選方法によって本件ガチャを実行した結果、提供される10枠分のアイテムの組合せは限られたものとなっており、1枠ごとに表示された提供割合に従って抽選が行われれば提供される可能性のあったアイテムの組み合わせのほとんどが、絶対に提供されないものでした。
上記の表示は、それぞれ、本件ガチャの内容について、一般消費者に対し、実際のものよりも著しく優良であると示すものであり、景品表示法に違反するものでした。
・「消費者庁による措置命令に関するお詫び」全文はこちら
https://players.wotvffbe.com/1321/
そのほか、本件の発生に伴い、『FFBE幻影戦争』プロデューサーの広野氏がプロデューサーレターでコメントしている。
広野氏は、今回の件が発生してしまった原因について、同社の意図したものではなかったが、チェック機能の不全、並びに開発・運営を行っているgumi社内の審査・監督体制の不全による人的ミスにより実装されるという不具合が発生してしまったと説明している。本件に関する不具合の改修は既に完了しており、現在のゲーム環境は安心して遊んでもらえるものになっているが、今回の措置命令を真摯に受け止め、チェック機能の見直し及びその管理の強化を図り、再発防止に努めていくとしている。
・「FFBE幻影戦争」プロデューサーレター #19(2021年6月末)全文はこちら
https://players.wotvffbe.com/1322/
■『WAR OF THE VISIONS ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス 幻影戦争』
© 2019-2020 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. Co-Developed by gumi Inc.
LOGO ILLUSTRATION: © 2018 YOSHITAKA AMANO
会社情報
- 会社名
- 株式会社gumi
- 設立
- 2007年6月
- 代表者
- 川本 寛之
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高120億6600万、営業損益50億4000万円の赤字、経常損益45億1400万円の赤字、最終損益59億3400万円の赤字(2024年4月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3903
会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス
- 設立
- 2008年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2428億2400万円、営業利益275億4800万円、経常利益389億4300万円、最終利益280億9600万円(2023年3月期)