カカオジャパンが運営するマンガアプリ『ピッコマ』がApp Storeセールスランキング(すべてのカテゴリ)で『荒野行動』や『ウマ娘 プリティーダービー』など並みいる人気ゲームアプリを抑えて首位を獲得した。App Annieの集計によると、過去も1～3時間単位で首位を獲得したことはあったが、今回のように長時間にわたって首位となるのは初めてのようだ。ここ数ヶ月はセールスランキングでも常時TOP5にいる状況が続いていた。
『ピッコマ』は、少年漫画や少女マンガ、青年まんが、女性コミックなど6万タイトル以上を配信しており、「待てば¥0」や広告がないこと、フルカラー・縦スクロールでスラスラ読めるスマホに最適化した「SMARTOON」などがサービス特徴になっているという。またピッコミックスを通じて、「ピッコマ」向けのオリジナル漫画の制作・出版にも注力している。
なお、セールスランキングTOP20を見ると、『LINEマンガ』や『LINE MUSIC』『YouTube』『LINE』『ABEMA』『ペアーズ』など非ゲーム系のアプリが7本もランクインしている。かつてモバイルアプリのマネタイズといえば、ゲームアプリが主流だったが、大きく状況が変わった。これはゲームが落ち込んだというより、非ゲーム系の市場が本格的に立ち上がったと見るべきかもしれない。
