【ゲーム株概況(8/3)】中国でのゲーム規制への懸念でネクソンとコーエーテクモHDが急落 好決算&自社株買い発表のイー・ガーディアンは急反発
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8月3日の東京株式市場では、日経平均は反落し、前日比139.19円安の2万7641.83円で取引を終えた。新型コロナウイルスのデルタ型の世界的な感染拡大が市場心理に影を落とし、朝方から売り物が先行した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、今週5日に第2四半期決算の発表を控えた東京通信<7359>が高く、月次業績の好調が続き好決算発表が期待されるフリュー<6238>も買われた。
周辺株では、第3四半期決算が2ケタ超の増収増益となったことに加え、発行済み株式数の1.0%に当たる10万株、3.5億円を上限とする自社株買いも発表したイー・ガーディアン<6050>が商いを伴って急反発し、終値ベースで3000円台を回復した。
ほか、サイバーエージェント<4751>やKLab<3656>などもしっかり。
半面、中国の政府系メディアがゲームを非難する記事を掲載したことで、今後中国での規制が強化されるのではとの思惑が膨らむ形となり、中国での事業展開に強みを持つネクソン<3659>やコーエーテクモHD<3635>が急落した。
そのほか、ケイブ<3760>やバンク・オブ・イノベーション<4393>、ワンダープラネット<4199>などの下げもきつい。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ネクソン
- 設立
- 2002年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 イ・ジョンホン(李 政憲)/代表取締役CFO 植村 士朗
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上収益4462億1100万円、営業利益1241億7600万円、税引前利益1959億8700万円、最終利益1348億4800万円(2024年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3659
会社情報
- 会社名
- イー・ガーディアン株式会社
- 設立
- 1998年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 高谷 康久
- 決算期
- 9月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6050
会社情報
- 会社名
- コーエーテクモホールディングス株式会社
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役会長 襟川 恵子/代表取締役社長 襟川 陽一
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高845億8400万円、営業利益284億9400万円、経常利益457億4100万円、最終利益337億9200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3635
会社情報
- 会社名
- 株式会社東京通信グループ
- 設立
- 2015年5月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 古屋 佑樹
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高58億6100万円、営業損益2億3000万円の赤字、経常損益2億1100万円の赤字、最終損益4億1300万円の赤字(2024年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 7359