KLab<3656>とKADOKAWA<9468>は、「魔法」×「アイドル」をテーマとしたメディアミックスプロジェクト『ラピスリライツ ~この世界のアイドルは魔法が使える~』(以下『ラピスリライツ』)において、1stライブ「ラピスリライツ・スターズ 1st Orchestra『LIGHT UP the MAGIC』」を、 9月4日(土)5日(日)にオンライン生配信開催した。
AR(拡張現実)技術を駆使した演出で「魔法」を表現し、 オンラインライブならではのリアルを超える没入感を体験できる本イベントのレポートが到着した。
■9月4日(土)夜公演「LIGHT UP the MAGIC」
待ちに待った1stオルケストラ(ライブ)がついに開幕!感染症対策としてオンライン開催となった本公演だが、 画面に揺れるARで表現されたユニットカラーの輝砂ブレードによって一体感が生まれ、 自分がまるで会場にいるような錯覚を覚え、 パフォーマンスが始まる前からどんどん期待が高まる。
1公演目のコンセプトは「LIGHT UP the MAGIC」。 『ラピスリライツ』1stオルケストラのスタートを切る公演として、 輝砂灯(魔法の照明)を点けて本作の世界観を表現している。 2ndアルバムの収録曲を中心にしたパフォーマンスが披露され、 ここからの3公演への期待感がぐっと高まっていく。
公演の最初を飾るのはoverture「SKY FULL of MAGIC」。 ティアラ役・安齋由香里がステージ上に現れると、 ティアラの台詞とともに他のメンバーが次々にステージへ集まってくる。 1stオルケストラのタイトルコールから始まるのはラピスリライツ・スターズによる「私たちのSTARTRAIL」。 はじまりの歌であり、 『ラピスリライツ』を表すこの曲では世界観に沿って「輝石(きせき)」のARをメイン演出に。 20人のパフォーマンスで一気に視聴者を魔法の世界へ引き込んでいき、 1公演目は全24曲を披露した。
今回、 3公演で披露された全28曲のうち、 キャストによるパフォーマンスが初披露となる楽曲は、 なんと15曲!
ーフォーカスユニットピックアップー
甘さと刺激の中毒性が癖になる、 「最キョウ」凸凹コンビSadistic★Candyは、 「ポジティブ★パラダイス」「VIVIらぷ」「ピンク色の曇天」「Are Many Chance!!!」を披露。
『ラピスリライツ』唯一のコンビでは、 対比と重なりが意識され、 キャラクターカラーのピンクと紫、 キャスト陣も過去の生放送で言及していた「ゆめかわ」をARと照明の両方で表現されている。
「VIVIらぷ」ではARを使用せずに照明で対比と重なりを表していたり、 「Are Many Chance!!!」では、 初単独イベントでお馴染みとなった飴を投げつける演出をARで作り上げた。
ゴシックで艶やかな雰囲気漂う亜人ユニットIV KLOREは、 「Midnight Sapphire」「Butterfly」「極闇グロッソラリア」「禁忌の寓話」を披露。
過去の生放送にて、 「世界観でぶん殴る」とキャスト陣が言っていたように、 ゴシック、 亜人といった、 IV KLOREでしか作れない世界観をARで表現。
「禁忌の寓話」の歌詞にある“禁忌の扉が開かれる”の扉は、 初単独イベント時よりもパワーアップした演出となっていた。
■9月5日(日)昼公演「To The Animation Fan」
公演のコンセプトは「To The Animation Fan」。 2020年に放送されたTVアニメ『Lapis Re:LiGHTs』の世界を表現した公演となっており、 セットリストがTVアニメの登場順とリンクしていたり、 TVアニメ映像を使った演出など、 他の2公演とはガラッと異なるアニメファンのテンションが上がる曲構成や演出が特徴だ。
後半では、 アニメ最終話のメドレーを意識した場面もあった。 アニメファンにとっても、 2019年に開催した初単独イベント「私たちのPrelude」に来た方にとっても、 当時の思い出が蘇る感慨深いものとなった。
※「私たちのPrelude」でも同じ曲順で楽曲が披露されていた。
ーフォーカスユニットピックアップー
トイボックスのようにキュートでポップなユニットのシュガーポケッツは、 「わがままキャラメリゼ」「knockin' on baby」「#BFF」「シャノワール」を披露。
ファンの中でも人気の高いキャスト陣の手描きイラストを「#BFF」のAR演出で使用。
イラストを使うことで、 メアリーベリーに寄り添うラトゥーラ、 シャンぺを見せ、 歌詞が引き立つようになっている。
また、 ARのエフェクトは手書き風のイラストがメインになっており、 シュガーポケッツのポップさを上手く演出していた。
和風ロックを舞い踊るヤマトの国から来た三姉妹この花は乙女は、 「からくれ*ナイトフィーバー」「私の初恋をこの花に捧ぐ」「アステリズム」「いのち短し、 繚乱乙女」を披露。
コールや煽りの演出が多いこの花は乙女の楽曲は、 オンラインでも楽しんでもらえるよう、 ARや照明に観客の高揚感を高める演出を散りばめている。
客席のAR輝砂ブレードのカラーや、 ステージ上で映える華やかなエフェクトは、 咲き誇る可憐な花たちを表現していた。
「アステリズム」では、 キャスト陣が今回のオルケストラグッズ用に考案した花札をAR演出として使い、 サビの最後に3枚の花札がひとつになりユニット名が現れる姿を3姉妹の絆として描いている。
■9月5日(日)夜公演「This is Lapis Re:LiGHTs Stars」
最後の公演のテーマは「This is Lapis Re:LiGHTs Stars」。
ラピスリライツ・スターズ20人でのパフォーマンスには、 ユニットの垣根を越えた演出も見られ、 随所にキャスト達の個性を感じられる内容が散りばめられているのが印象深い。
20人それぞれ異なる輝きを放つ彼女達から目が離せない!
ーフォーカスユニットピックアップー
圧倒的なダンスパフォーマンスと凛とした美しさが際立つユニットsupernovaは、 「RISE」「Rainy Mint」「Trinity」、 「アオノショウドウ」を披露。
魔女としての実力を見せつける、 会場全体にわたる魔法(AR演出)を見せたかと思えば、 パフォーマンスを際立たせるために、 あえてAR演出は抑えめにし、 照明演出がメインとなるシーンもあった。
「Trinity」はMVの深海とRGBカラーモデルの要素を取り入れ、 ひとつひとつの個性やカラーが合わさることにより光を放つ、 というイメージで制作された。
また、 今回初披露となる「RainyMint」では、 バーチャルでしか出来ない、 しっとりとした雨を曲のイメージに合わせて降らせている。
ポジティブで元気な笑顔を届ける次世代王道ユニット「LiGHTs」は、 「700,000,000,000,000,000,000,000の空で」「ポラリス」「プラネタリウム」「Your Lights」を披露。
「700,000,000,000,000,000,000,000の空で」はTVアニメ内での初披露、 それを解釈した実写MVを経て、 今回のオルケストラと進化の見える演出になっていた。
リアルタイムでキャストの振りに合わせ、 3D空間で展開されるAR演出は、 オンラインライブであることを最大限に活用した魅力的 なものとなり、 視聴者に奇跡と感動を与えた。
千秋楽ではサプライズで待望の「ゲームの事前登録開始」が発表され、 キャストと視聴者が喜びを分かち合った。 待ちに待ったニュースに感涙するキャストも…。 ラピスリライツ・スターズ20人が画面の向こうにいる先生へそれぞれの想いを伝えた。
LiGHTsのリーダー安齋は 「みんなが話してくれたように待ちに待った報告や、 『次は現地で会いたいね』って気持ちだったり、 そんな想いが詰まった公演になりました。 でも、 まずは誰一人欠けることなくこの場に立てたこと、 そしてそれを支えてくださったスタッフのみなさんや、 見てくださっている先生の応援のおかげで、 私たち笑顔でここに立てています。 次は目と目を合わせて幸せな時間を一緒に過ごしましょうね!これからもよろしくお願いします。 」 と、 締めくくりついに最後の曲へ。
ファンのメッセージを一部演出として使用した「私の名は、 光。 」でラストを飾り、 ラピスリライツ・スターズを代表して安齋が 「次はぜっったいに、 会場でお会いしましょうね!ありがとうございました!」 と結び、 2日3公演に及んだ1stオルケストラの幕は下りた。
約1年半ぶりのラピスリライツ・スターズ20人揃ってのステージは有観客での開催は見送られたが、 これからも彼女達が新しい目標へと向かっていく決意を感じる、 前人未踏の2日間3公演の合計72曲の魔法のステージだった。
2019年8月開催の初単独イベント“私たちのPrelude”から、 さらに輝きを増し成長した姿をみせた20名のキャスト達による2日間3公演のパフォーマンスの様子をお届けました。 今後も様々なイベントや生放送などの企画を予定しているので、 彼女達の活躍をお見逃しなく!
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(C)2017 KLabGames
(C)2017 KADOKAWA CORPORATION
(C)KLabGames・KADOKAWA/TEAM Lapis Re:LiGHTs
会社情報
- 会社名
- KLab株式会社
- 設立
- 2000年8月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3656
会社情報
- 会社名
- 株式会社KADOKAWA
- 設立
- 1954年4月
- 代表者
- 代表執行役社長CEO 夏野 剛/代表執行役CHRO兼CLMO 山下 直久
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2581億900万円、営業利益184億5400万円、経常利益202億3600万円、最終利益113億8400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9468