CryptoGames、NFTマーケットプレイス「NFTStudio」にThe Graphを導入 UXの大幅向上を狙う



ブロックチェーンゲーム、 NFTサービスの開発を行う、 CryptoGamesは、 EthereumやIPFSなどのブロックチェーンネットワークを照会するためのインデックスプロトコルサービスを展開するThe Graph Foundation(Director:EvaBeylin)が開発・提供する「The Graph」をNFTマーケットプレイス「NFTStudio」に導入したと発表した。

「The Graph」の導入により情報取得の高速化によって、 NFTstudioのUXが大幅に向上するという。


■ The Graph導入の背景
 THE Graphの導入によって、 サブグラフを作成し、 Polygonから直接、 整理されたデータを確実に発見できるようになることで、 NFTStudioを利用するユーザーの体験価値を向上させることが可能になると考えたという。

UIにブロックチェーンデータを表示するすべてのDappは、 必要な情報を参照し、 優れたユーザーエクスペリエンスを作成するために、 インデックス付きデータを必要とする。Web3.0用のオープンAPIであるTHE Graphは、 集中型データインデックスの問題を解決することからNFT市場に大きな恩恵をもたらすことが期待されている。

世界的なWeb3.0への移行の中で、 日本市場でのThe Graphの採用を推進し、 アジア市場での展開を共に目指していく。


■ ウェビナー開催のお知らせ
「NFTマーケットプレイスにおけるThe Graphの活用事例」
日時:9月23日(木)19:00~
URL:https://connpass.com/event/224824/

NFTマーケットプレイス「NFTStudio」における開発エピソードなど、 下記の議題に沿ってThe Graphの導入に関する議論を交わす。

1 市場課題
従来のDappsはガス代の制約や膨大なブロックチェーンの情報量により情報の取得に時間が掛かり、 細部までの情報の取得が困難。

2 The Graphについて
The Graphによってブロックチェーン情報の取得プロセスの簡素化と網羅的な取得が可能に。

3 The Graph導入のメリット
The Graphを導入することにより情報取得の高速化とインデックス化された状態での情報の取得が可能に。

4 UX(ユーザーエクスペリエンス)の向上について
情報取得の高速化によって、 NFTstudioのUXが大幅に向上。

5 将来的なビジョン
今後はThe Graphによる情報取得を活用し、 データにアクセスしてNFTの価値や取引を解析する新しいユーザー体験も検討。


■ The Graphについて
The Graphは、 分散型Webのインデックス及びクエリレイヤーです。 開発者はサブグラフと呼ばれるOpen APIを構築・公開し、 アプリケーションはGraphQLを使ってクエリを実行することができる。

The Graphは現在、 Ethereum、 IPFS、 PoAを含む22のネットワークからのデータのインデクシングをサポートしており、 今後多くのネットワークをサポート予定。現在までに22,000以上のサブグラフ、 23,000人の開発者が、 Uniswap、 Synthetix、 Aragon、 Gnosis、 Balancer、 Livepeer、 DAOstack、 AAVE、 Decentralandなどのアプリケーション用に構築を続けている。

アプリケーションやWeb3.0アプリケーションを構築している開発者であれば、 ブロックチェーンからのデータのインデクシングやクエリにサブグラフを利用することができる。The Graphを使うことで、 アプリケーションはデータを効率的かつパフォーマンスよくUIに表示することができる。

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