【TGS2021】角川ゲームス、メタルマックスシリーズお馴染みの"犬"が主人公の『メタルドッグス』を出展 IPとしての可能性を広げる意欲作に

 

角川ゲームスは、『メタルドッグス』を9月30日から10月3日まで開催の「東京ゲームショウ2021オンライン(TGS2021 ONLINE)」ハピネットブースに出展した。シリーズでおなじみの戦闘犬“ポチ"をはじめとする、かわいい犬たちが主人公のローグライトアクションゲームで、コンソール版については今冬に発売する予定だ。

本作は、30周年を迎えたメタルマックスシリーズ最新作『メタルマックス ワイルドウエスト(PS4/Switch)』の前日譚となるエピソードも収録する、スピンオフタイトル。小さな身体に兵器を背負った3匹の犬を操作し、入るたびに構造が変化するフィールドを攻略する。

人類が滅びかけたニッポン“富士山麓”がゲームの舞台。メタルマックスシリーズでお馴染みのモンスターや賞金首も多数登場。レベルUPや武器獲得で強化しながら、撃って撃って撃ちまくるシリーズの伝統とも言える“ド派手なバトル"がカジュアルに楽しめる。

 

なお、配信するプラットフォームは、Nintendo SwitchとPlayStation4に加えて、Steamとなる。Steam版は、アーリーアクセス版を提供中で、日本語、英語、簡体字、繁体字、ハングルと多言語対応も行う。

同社によると、本作を開発したのは、30周年を機にユーザー層を広げる意図があったそうだ。これまで30~40代の熱心な男性ファンを中心に支持されてきたが、本作を通じて、若年層や女性、海外のゲーマーにもシリーズの存在と魅力を知ってもらいたいと考えたという。

記者は特に海外展開についてポテンシャルを感じた次第だ。アジアでは、過去に違法コピーが流通した経緯もあって、シリーズは一定の知名度があるそうだ。最近、過去のコンシューマゲームがモバイルゲームなどでリリースされてヒットするケースがあるが、本作にも当てはまる可能性が十分ある。

本作は、新しいタイプのタイトルであることに加えて、ユーザー層を拡大する、という意味で、IPとしての可能性を広げる取り組みと言えるものだ。難しい操作も要求されず、気軽に派手な爽快バトルが楽しめるように仕上がっている。メタルマックスシリーズの新しい挑戦から目が離せない。

 

■『メタルドッグス/METAL DOGS』商品仕様
①メタルドッグス/METAL DOGS 家庭用ゲーム機版
対応ハード:Nintendo Switch/PlayStation4
ジャンル:ローグライトアクション
発売予定:今冬発売予定
希望小売価格:未定
発売会社:角川ゲームス
製作・開発:角川ゲームス/24Frame
許諾・監修:角川ゲームス

②メタルドッグス/METAL DOGS PC(Steam)版
対応ハード:PC(Steam)
対応言語:日本語、英語、簡体字、繁体字、ハングル
発売予定;アーリーアクセス実施中
価格:2380円(税込)
パブリッシャー:24Frame
製作・開発:角川ゲームス/24Frame
許諾・監修:角川ゲームス

 

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株式会社角川ゲームス
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会社情報

会社名
株式会社角川ゲームス
設立
2009年4月
代表者
代表取締役社長 安田 善巳
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