【TGS2021】『Ghost of Tsushima』と『モンハンライズ』が日本ゲーム大賞2021年間作品部門大賞! 『ウマ娘』や『原神』は優秀賞、『桃鉄』はダブル受賞!
コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は、開催25回目を迎える「日本ゲーム大賞」で、2021年度を代表する作品を選出する『日本ゲーム大賞 2021 年間作品部門』の大賞および各賞を決定し、『Ghost of Tsushima』(ソニー・インタラクティブエンタテインメント)と『モンスターハンターライズ』(カプコン)の2作品を大賞に選定した。
このほか、『ウマ娘 プリティーダービー』や『原神』とスマホゲームのゲームチェンジャーとも言える活躍を見せた2作品のほか、そして、話題を集めた『天穂のサクナヒメ』も優秀賞に選ばれた。さらに『桃太郎電鉄 』についてはダブル受賞となった。
受賞作品は以下のとおり。
■『Ghost of Tsushima』
海外の開発チームとしては初の日本ゲーム大賞 年間作品部門の大賞を受賞。中世の日本らしい四季折々の風景、そして時間の流れまでが再現されたオープンワールドの世界。その美しいグラフィックと壮大なストーリーと多彩なアクション、そしてゲーム音楽にいたるまで圧倒的なクオリティで描かれており、ユーザーからも以下のような称賛の声が多く寄せられた。
●「日本人より日本を理解した荘厳なグラフィックと世界観。一度はプレイしてみるべき傑作。」
●「米国で生まれたとは思えないほど和風。四季を感じる美麗なグラフィック。私は一生忘れない神ゲーだと思う。」
●「黒澤モードが美しく感動、最後は大泣きをしてしまいました。人生ベストゲームです。」
●「ここまで日本を美しく表現したゲームがアメリカで製作されたということに驚きと感動を覚えました。」
●「時代劇ゲームとして最高峰の出来。これほどまでに時代劇愛が反映されたゲームが海外メーカーから出たことに軽く嫉妬を覚えた。」
■『モンスターハンターライズ』
ファン待望の大人気「モンスターハンター」シリーズ最新作。発売を待ち望んだシリーズファンの期待に、新たな狩りの楽しさでファンの期待に見事に応えた作品。一般投票では「最高に楽しい」「今作が今まで一番」との声が多く寄せられ、モンスターハンターシリーズとしては 7 回目の年間作品部門の大賞を受賞となった。
●「モンハン史上今までにない動きでモンスターを狩って行くのが最高に楽しい。」
●「日本が舞台となっていて、過去作の雰囲気とは大きく違う状況の世界線に心が踊った。」
●「ハードが Switch なこともあって、ライトなプレイヤーでも、今作から初めてモンハンをやってみた人も多かったと思う。
モンハン歴は 10 年以上ありますが、正直、今作が今までで一番面白かったです。」
●「今までのよりも色鮮やかで動きもスムーズで綺麗だし、声優の方も豪華。昔とは考えられないくらいクオリティが上がった
し、気に入った。」
●「ゲームの楽しさの仕組みの原点に立ち返っているとも言えるタイトルではないでしょうか。」
■『ウマ娘 プリティーダービー』(Cygames)
実在する競走馬の名と魂を受け継いだキャラクター「ウマ娘」を育成するシミュレーションゲーム。クロスメディアコンテンツとして先行した TV アニメやコミックに加え、今年の2月に満を持してゲームコンテンツとしてリリース。「ウマ娘」ごとの個別ストーリーや、白熱のレースシーン、他のプレイヤーとの交流、豊富なイベント、多彩なコレクション要素など、ゲームならではのやりこみ要素が満載。多くのファンからの支持が寄せられ、優秀賞を受賞した。
■『原神』(miHoYo)
7つの元素が絡み合う幻想世界「テイワット」が舞台のオープンワールドRPG。自然界のエネルギーである風・水・氷・炎・雷・草・岩の7つの元素の反応を利用した新感覚アクションと戦略的なバトル、個性豊かなキャラクターたちが織りなす魅力的な物語。3D で描かれた広大なフィールド、ストーリー、戦闘システムなど RPG としての質の高さに多くの支持が寄せられた。
■『天穂のサクナヒメ』(マーベラス)
日本古来の「米づくり」をテーマにした和風アクション RPG。探索で集めた素材を使って武具や農具をつくり、良いコメを育てると主人公のサクナヒメが強くなる。鬼と戦う爽快なアクション要素とリアルな米作りを体験できるシミュレーション要素を見事に融合させた斬新かつユニークなゲームシステムとその楽しさに多くのユーザーから人気を集めた。
■『バイオハザード RE:3』(カプコン)
極限からの生還を目指す『バイオハザード3ラストエスケープ』のフルリメイク作。「バイオハザード2」の前日譚から同じ時間軸をジル・バレンタインの視点で描き、舞台となるラクーンシティを現行機ならではの最新のグラフィックで表現。そしてオンラインでの非対称対戦『バイオハザード レジスタンス』をあわせたコンピレーションタイトルとして、ファンから熱狂的な支持を集めた。
■『バディミッション BOND』(任天堂)
世界的なショービジネスの中心地「ミカグラ島」を舞台に警察官、大怪盗、忍者、詐欺師。型破りの4人がチーム「BOND」を組んで姿なき犯罪組織に立ち向かう完全新作アドベンチャー。ミッションクリアで明かす新エピソード、カギを握る個性豊かな登場人物たちの過去が複雑に絡み合い、予想もできない方向に転がり始める濃厚なストーリー展開に多くの女性ファンから支持を集めた。
■『ファイナルファンタジーVII リメイク』(スクウェア・エニックス)
1997年に大ヒットした「ファイナルファンタジーⅦ」をリメイク。「ファイナルファンタジー」らしいコマンドバトルと直感的なリアルタイムアクションを融合させ、RPG の戦略性とアクションの爽快感・臨場感が同時に楽しめるシステムに進化。原作ファンはもとより、本作で初めて「ファイナルファンタジー」をプレイしたユーザーまで多くの支持と続編を待ち望む声が寄せられた。
■『The Last of Us Part II』(ソニー・インタラクティブエンタテインメント)
前作から5年後の世界を舞台に、主人公エリーの復讐の旅を描いたサバイバルアクション。美しく危険に満ちた世界での緊迫感あふれる命がけのアクションとサバイバルが展開。主人公への感情移入と、ゲームへの没入感に多くのユーザーから賞賛の声が寄せられての受賞となった。
■「優秀賞」・「ベストセールス賞」のダブル受賞!『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』(コナミデジタルエンタテインメント)
30年以上の歴史を誇る「桃太郎電鉄」シリーズ最新作。シリーズファンのみならず、本作で初めて「桃太郎電鉄」をプレイしたユーザーから多大な支持を受け、優秀賞を獲得。また、2020年11月19日の発売以来、今年6月末までの累計販売本数が300万本を記録し、対象期間中の日本国内における最多販売本数を記録。本年度のベストセールス賞もあわせたダブル受賞となった。
■「グローバル賞日本作品部門」『あつまれ どうぶつの森』(任天堂)
昨年の日本ゲーム大賞2020年間作品部門「大賞」受賞作品。グローバル賞は2020年1月から12月末までに販売した作品が対象となり、同期間中において日本のみならず海外市場においても多くのユーザーからの支持が寄せられ、本年度はグローバル賞日本作品部門に選ばれた。
■「グローバル賞 海外作品部門」『コール オブ デューティ ブラックオプス コールドウォー』(ACTIVISION / Treyarch; Raven Software)
「1980年初頭、過酷な冷戦期の極秘作戦をテーマに描かれた「コール オブ デューティ」シリーズ最新作。同作品も2020年1月から12月末の対象期間中、世界中のファンから熱狂的な支持が寄せられ、昨年の「コールオブ デューティ モダン・ウォーフェア」に続く、二年連続のグローバル賞海外作品部門を受賞した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社コナミデジタルエンタテインメント
- 設立
- 2006年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 東尾 公彦/代表取締役社長 早川 英樹
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1940億1100万円、営業利益336億4700万円、経常利益348億9300万円、最終利益278億2800万円(2023年3月期)
会社情報
- 会社名
- 株式会社カプコン
- 設立
- 1983年6月
- 代表者
- 代表取締役会長 最高経営責任者(CEO) 辻本 憲三/代表取締役社長 最高執行責任者(COO) 辻本 春弘/代表取締役 副社長執行役員 兼 最高人事責任者(CHO) 宮崎 智史
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1524億1000万円、営業利益570億8100万円、経常利益594億2200万円、最終利益433億7400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9697
会社情報
- 会社名
- 株式会社マーベラス
- 設立
- 1997年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 執行役員 兼 デジタルコンテンツ事業本部長 佐藤 澄宣
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高294億9300万円、営業利益24億1500万円、経常利益30億200万円、最終損益5億1700万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7844
会社情報
- 会社名
- 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)
- 設立
- 1993年11月
- 代表者
- 暫定CEO 十時 裕樹
会社情報
- 会社名
- miHoYo