【ゲーム株概況(11/16)】国内証券が目標株価引き上げのギークスが終値で2000円大台乗せ 中国のオンラインゲーム承認再開観測でネクソンが買われる
-
11月16日の東京株式市場では、日経平均は小幅ながら4日続伸し、前日比31.32円高の2万9808.12円で取引を終えた。米中のオンライン首脳協議が波乱なく通過したとの見方から一時は2万9900円台まで買われる場面があったものの、3万円大台の壁を前に利益確定の売り物が広がった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ギークス<7060>が6日続伸し、終値ベースで2000円大台乗せを示現してきた。ギークスは、水戸証券がレーティング「A」を継続し、目標株価を1850円から2250円に引き上げたことが新たな刺激材料となっているようだ。
また、一部メディアが中国でオンラインゲームの承認が近く再開される可能性があると報じられたことで、ネクソン<3659>が上げ幅を拡大して3日続伸したほか、コーエーテクモHD<3635>も買われた。
好決算銘柄物色の流れは、日本一ソフト<3851>や壽屋<7809>、ブシロード<7803>などで続き、ガンホー<3765>も自社株買いの評価も相まって続伸した。
ユークス<4334>は、メタバース関連での思惑に加え、「鬼滅の刃」関連での連想もあってストップ高した。
半面、バンク・オブ・イノベーション<4393>が反落し、ドリコム<3793>やカヤック<3904>などが売られた。
フリュー<6238>は12日に発表した10月の月次売上高で、前年同月比での伸びが縮小してきたとの見方から大幅続落した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ネクソン
- 設立
- 2002年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 イ・ジョンホン(李 政憲)/代表取締役CFO 植村 士朗
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上収益4233億5600万円、営業利益1347億4500万円、最終利益706億0900万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3659
会社情報
- 会社名
- フリュー株式会社
- 設立
- 2007年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 三嶋 隆
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高427億6800万円、営業利益37億7100万円、経常利益37億3500万円、最終利益24億9100万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6238
会社情報
- 会社名
- ギークス株式会社
- 設立
- 2007年8月
- 代表者
- 代表取締役CEO 曽根原 稔人
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高237億3900万円、営業利益9000万円、経常利益8200万円、最終損益14億7300万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7060