Diarkis、リアルタイム通信を活用した新サービスの開発を支援するプロフェッショナルサービスを提供開始

リアルタイム通信エンジンの開発、提供を行うDiarkisは、2021年11月17日、リアルタイム通信エンジンを活用した新たなサービスの開発を行う企業向けに、通信やサーバ技術の専門家として、技術的なコンサルティングを行うプロフェッショナルサービスの本格提供を開始した。

「Diarkis」は、分散型サーバ構成や通信量の増減に応じて柔軟にサーバのスケール管理する機能などにより、このような課題を解決するリアルタイム通信エンジン。

今回、Diarkisでは、リアルタイム通信やサーバ技術の専門家として、サービスの構想段階からコンサルティングを行うプロフェッショナルサービスの本格提供を開始した。これにより、10万人規模の同時接続など、従来のリアルタイム通信エンジンの制約に囚われないコンテンツの開発を支援する。

昨今、メタバースが注目されているように、通信環境の進化により、ゲームやVRサービスなど、仮想空間に多数が同時接続することを前提としたサービスが増加している。5G、そして将来的には6G時代が到来し、高速大容量通信を活用した革新的なサービスが生まれる土壌が整いつつある。

しかし、既存のリアルタイム通信エンジンには、多数同時接続を処理するコスト、大規模なリアルタイムシステムを運用する負担、そして接続性の担保という3つの課題があり、これが、数万人を超える規模での多数同時接続を安定的に実装する障壁となっているという。

今後は、ゲームやVRサービスなどのコンテンツ開発会社や通信キャリアへのサービス提供を視野に、「Diarkis」の活用手法の検討や実装に向けた支援を行っていく。Diarkisでは、年度内にプロフェッショナルサービス5件の受注、次年度に20件の受注を目指す。