アクセルマーク、累損一掃のために減資 資本金を4億4200万円減らして5000万円に 財務体質の健全化とともに株主還元も視野に

アクセルマーク<3624>は、12月23日開催予定の第29回定時株主総会での承認を前提として減資を行うと発表した。資本金を4億4281万円減らして5000万円とし、減少する資本金全額をその他資本剰余金に振替える。別途、利益準備金から振り替えた39万円と合わせた1億9506万円を繰越利益剰余金に振替を行うことで累積損失を一掃する。

同社では、2021年9月期において黒字転換とともに、債務超過の解消を達成したが、累積損失を一掃し、財務体質の健全化を図るとともに、今後は収益基盤を徐々に拡大させながら成長をしていくなかで機動的かつ柔軟な資本政策、株主還元策の実施に備える、としている。

なお、今回の減資については、払い戻しを行わない無償減資であり、発行済株式総数を変更することなく、資本金の額のみを減少するものであるため、株主が所有する株式数に影響を与えるものではない。

アクセルマーク株式会社
http://www.axelmark.co.jp/

会社情報

会社名
アクセルマーク株式会社
設立
1994年3月
代表者
代表取締役社長 松川 裕史
決算期
9月
直近業績
売上高21億4400万円、営業損益9800万円の赤字、経常損益1億円の赤字、最終損益1億200万円の赤字(2023年9月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3624
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