米国AppStoreトップセールスランキング(9月3日版)

9月3日の米国「AppStore」のゲームカテゴリー「Top Grossing Apps」は、「Tiny Zoo」が1位を獲得した。「Tiny Zoo」は、動物園経営が体験できるシミュレーションゲームアプリ。プレイヤーは、動物園の経営者となって、様々な動物を集めて飼育・繁殖させたり、園内に様々な施設を建てたり、来園者を増やして収益を稼ぎ、動物園を大きくしていくことができる。ソーシャル要素として、他のプレイヤーと協力することも可能。Facebookのユーザーを誘うことができるほか、Tiny IDを取得して友人を募集したり、フレンドのいない人は、ランダムで表示されるユーザーの動物園に行ってお手伝いすることができる。     以下、2位「Angry Birds Seasons」、3位「SPY mouse」、4位「Texas Poker」、5位「Tap Pet Hotel」、6位「Smurfs' Village」、7位「Jetpack Joyride」、8位「Zynga Poker」、9位「MADDEN NFL 12 by EA SPORTS?」、10位「Angry Birds」となった。 11位には、Zynga「CityVille Hometown」が入っている。これは見ての通り、Facebook「CityVille」のiPhoneアプリ版。Webアプリではないためか、Facebook版とのゲームデータの連動はなく、独立したゲームとして遊べる。この点は良し悪しだろう。内容はFacebook版とほぼ同じだが、野菜の栽培に要する時間が短縮されていたり、全般的に遊びやすくなっていると感じた。チュートリアルもやらされている感がなく、クエストこなすことでゲームの遊び方が習得できるようになっている。     気になったことだが、Tiny Zooなどと異なり、ゲーム上でソーシャルグラフ(ゲームグラフ?)が構築できず、ゲーム内の友人は(恐らく、たぶん)「Facebook」の友人に限られるようだ。Facebookで関係のないユーザーの街にはいけないようになっている。他のアプリは、メールやメッセンジャーで友人を誘えるなどインバイト手法は色々とあるのだが、本作はFacebookだけなので不便。自分は誘う人がいないのでいくら手段があってもダメなのだが。 このほか、先週2位、3位につけていたStorm8の 「iMobsters」と「World War」の2タイトルはランキングから消えてしまった。ブラウザベースのソーシャルゲームに音楽を追加してラップしたようなゲームなのでとても注目していたのだが、過去のランキングの推移を見る限り、順位の変動が非常に大きい模様。海外については箱庭系というか、自由度の高いアプリが人気で、WEB系のアプリは長い間人気を保つのは難しいのだろうか。このタイトルも含めて、ランク外に落ちてしまったアプリも本コーナーで取り上げていきたい。またあまり英語が得意でないため、勘違いしている可能性もあるので、お気づきの方はご指摘いただけると大変ありがたい。  
順位 タイトル 価格 開発会社
1 Tiny Zoo TinyCo, Inc.
2 Angry Birds Seasons 0.99 Rovio Mobile Ltd.
3 SPY mouse 0.99 Electronic Arts
4 Texas Poker KAMAGAMES LTD
5 Tap Pet Hotel Pocket Gems, Inc.
6 Smurfs' Village Beeline Interactive, Inc.
7 Jetpack Joyride 0.99 Halfbrick Studios
8 Zynga Poker Zynga
9 MADDEN NFL 12 by EA SPORTS™ 6.99 Electronic Arts
10 Angry Birds 0.99 Clickgamer.com
11 CityVille Hometown Zynga
12 Tap Zoo Pocket Gems, Inc.
13 Crime City Funzio, Inc
14 Zombie Farm The Playforge, LLC
15 Top Girl Crowdstar Inc
16 Bejeweled 2 + Blitz 0.99 PopCap
17 Fashion Story™ TeamLava
18 High Noon Happylatte
19 Words With Friends 1.99 Newtoy Inc.
20 Tap Fish 2 Gameview Studios