ユークス、第2四半期はデジタルコンテンツの減収で赤字幅拡大

ユークス<4334>が本日(9月7日)に発表した第2四半期(2~7月期)の連結業績は、売上高7億0700万円(前年同期比24.2%減)、営業損益3億9900万円の赤字(前年同期400万円の赤字)、経常損益6億8600万円の赤字(同1億1000万円の赤字)、四半期純損益4億1600万円の赤字(同2600万円の赤字)だった。     同社では、主力のデジタルコンテンツ事業の減収が響いたようだ。受託タイトル2作品のロイヤリティ収入の計上時期が下半期に変更されたことや、前年同期にあった受託開発の売り上げが今期は計上されなかったことが主な要因とみられる。 貸借対照表を見ると、仕掛品が前年同期9億7700万円から17億2300万円と増加している。下期以降に受託開発の売り上げが計上されるものとみられる。 デジタルコンテンツ事業の業績は、売上高2億6500万円(前年同期比44%減)、営業損益3億4900万円の赤字(前年同期4100万円の黒字)だった。 また、新日本プロレスは、61大会の開催やアメリカ遠征を行うなど新しい取り組みにも着手し、その事業の売上高4億4700万円(前年同期比5%減)、営業損益5000万円(前年同期4600万円の赤字)とほぼ前年並みだった。   ■2012年1月期 2012年1月通期は、売上高49億8400万円(前期比1.3%減)、営業利益4億0400万円(同55.7%減)、経常利益4億1600万円(同23.6%減)、当期純損益2億3900万円(同42.1%減)を見込む。