サンリオ<8136>は、子会社のSanrio(Shanghai)International Trade(サンリオ上海)がKT Licensing(KTL)と、KT Licensing(KTL上海)との間で2017年1月に締結したキャラクターの中国大陸におけるマスターライセンス契約を更新したと発表した。サンリオの2022年3月期の業績に与える影響は軽微となる見通し。
この契約更新により、KTL社、KTL上海社は、サンリオキャラクターのデザインした商品を中国大陸において製造・販売、他社へライセンスする独占的権を継続所有する。
一方、サンリオ上海もこの契約により得られる商品の製造・販売に一定料率を乗じた金額およびロイヤルティの、一定割合の支払いを引き続き受けることになる。
KTLとKTL上海は、2012年~2021年の10年間の契約期間にサンリオキャラクターの中国大陸市場における商品化権ライセンスの事業拡大に注力し、ミニマムギャランティを概ね達成した。
中国市場は今後も成長が見込める市場で、KTLとKTL上海との商品ライセンスに関してのマスタ―ライセンス契約を更新し、中国大陸市場の安定した収益の獲得を目指すことにしたという。
■契約(更新)の概要
1)契約締結日2021年12月30日
2)契約期間2022年1月1日から2022年12月31日(12か月)
3)ミニマムギャランティー RMB1億7950万-(参考:32億円)(12か月)
(付加価値税6%込。上記の円金額については1RMB=17.83円として日本円に換算した場合の参考金額を表示している)
会社情報
- 会社名
- 株式会社サンリオ
- 設立
- 1960年8月
- 代表者
- 代表取締役社長 辻 朋邦
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高203億1500万円、営業利益59億6400万円、経常利益63億7400万円、最終利益49億1600万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 8136