7周年を迎えてますます盛んな『ドッカンバトル』が首位快走　新作『遊戯王MD』もTOP10キープ　App Storeの1週間振り返り

1月29日～2月4日のApp Storeセールスランキング上位の動きを振り返っていこう。まず、首位争いをみていくと、バンダイナムコエンターテインメントとアカツキ<3932>の『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』が大活躍を見せた1週間だった。1月30日に首位を奪うと、『モンスターストライク』や『プロ野球スピリッツA』の挑戦を寄せ付けず、そのままポジションをキープした。いわゆる周年イベントが好調なことが要因だが、7周年タイトルが首位を維持するのは驚異的なことだ。

『ドッカンバトル』では、7周年を記念した「7周年特大DOKKAN謝祭」を1月29日より開催しており、その中で、LRまでドッカン覚醒可能な新SSR「超サイヤ人ゴッド孫悟空＆超サイヤ人ゴッドベジータ」と「超サイヤ人4孫悟空＆超サイヤ人4ベジータ」が2種類のDOKKANフェスに分かれて登場した「ダブルDOKKANフェス」が売上に貢献したとのことだ。

また、先週リリースされたコナミデジタルエンタテインメントの『遊戯王 マスターデュエル』は先週TOP10入りしたが、その後もTOP10圏内をキープした。コナミホールディングス<9766>の決算でゲーム事業は1ケタの増益にとどまっていたが、本作の貢献で再度の伸びが期待できるかもしれない。

1月31日9時現在のApp Storeの売上ランキング（ゲームカテゴリー）は、バンダイナムコエンターテインメントとアカツキ<3932>の『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』が首位に立った。

『ドッカンバトル』は、7周年を記念した「7周年特大DOKKAN謝祭」を1月29日より開催しており、その中でLRまでドッカン覚醒可能な新SSR「超サイヤ人ゴッド孫悟空＆超サイヤ人ゴッドベジータ」と「超サイヤ人4孫悟空＆超サイヤ人4ベジータ」が2種類のDOKKANフェスに分かれて登場した「ダブルDOKKANフェス」を1月30日13時40分より開始したことなどが大きく売上に貢献しているようだ。

出所：AppAnnie

また、コナミデジタルエンタテインメントが1月27日よりモバイル版の配信を開始したデジタルカードゲーム『遊戯王 マスターデュエル』が6位とトップ10入りを果たした。週末には一時5位まで上昇している。本作は、遊戯王OCG/TCGを代表するカード「ブラック・マジシャン」や「青眼の白龍」「封印されしエクゾディア」など合計1万種を超えるカードが登場する対戦型カードゲーム。カードゲームという特性からゲーム開始時に自分の好むデッキを組むためのカードを集めるために購入する形になることがスタートダッシュにつながっているもよう。

出所：AppAnnie

ほか、バンダイナムコエンターテインメントの『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』や、C4Connectの『放置少女』などがトップ30に復帰した。

2月1日9時現在のApp Storeの売上ランキング（ゲームカテゴリー）は、バンダイナムコエンターテインメントとアカツキ<3932>の『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』が首位をキープした。

上位陣では、5位にセガとColorful Paletteの『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』が前日の18位から浮上してきた。『プロジェクトセカイ』は、1月31日15時より、イベント「秘密の♡バレンタイン大作戦！」と「シークレット・ティータイムガチャ」を開始しており、ガチャに「ヘアスタイル」が変更可能な3人の期間限定メンバーが新登場していることが売上に寄与しているようだ。

出所：AppAnnie

また、アニプレックスの『ディズニー ツイステッドワンダーランド』が前日の155位から13位へと急上昇してきた。『ツイステ』は、1月31日16時より、期間限定イベント「豊作村のケルッカロト」と「ケルッカロト 期間限定召喚」を開催しており、期間限定のSSR「エペル[アップル・ボア]」とSR「セベク[アップル・ボア]」が召喚に登場していることが今回の順位上昇につながったもよう。

出所：AppAnnie

ほか、NHN PlayArtとドワンゴの『#コンパス 戦闘摂理解析システム』や、Craft Eggとブシロード<7803>の『バンドリ！ ガールズバンドパーティ！』、コロプラ<3668>の『白猫プロジェクト』などがトップ30に復帰した。

2月2日9時現在のApp Storeの売上ランキング（ゲームカテゴリー）は、7周年施策を展開中のバンダイナムコエンターテインメントとアカツキ<3932>の『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』が首位をキープした。

トップ10圏内では、スクウェア・エニックスとAiming<3911>の『ドラゴンクエストタクト』が前日の25位から8位に浮上してきた。『DQタクト』は、2月1日11時より、「ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランドイベント」を開始するとともに、英雄系Sランクキャラ「少年テリー」と自然系Aランクキャラ「ローズバトラー」が登場した「少年テリーSPスカウト」を実施していることなどが売上に寄与しているようだ。

出所：AppAnnie

また、Cygamesの『Shadowverse（シャドウバース）』が前日の165位から11位に急上昇し、トップ10に迫った。『シャドウバース』は、2月1日のメンテナンス後より、「Omen of Storms / 十禍闘争」アディショナルパックを追加していることが大きく順位を押し上げたもよう。

出所：AppAnnie

ほか、レベルファイブとNHN PlayArtの『妖怪ウォッチ ぷにぷに』や、アソビズムの『城とドラゴン』などがトップ30に復帰した。

2月3日9時現在のApp Storeの売上ランキング（ゲームカテゴリー）は、バンダイナムコエンターテインメントとアカツキ<3932>の『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』が首位をキープした。

続く2位には、コナミデジタルエンタテインメントの『プロ野球スピリッツA』が前日の14位から浮上してきた。『プロスピA』は、2月2日より、長嶋茂雄や城島健司、伊良部秀輝、松中信彦らプロ野球の歴史に名を残す名選手達が「2021 OB第4弾」として登場しており、その「2021 OB第4弾」が登場する特別なスカウト「OBセレクション」を開催していることなどが売上に貢献しているようだ。

出所：AppAnnie

また、ミクシィ<2121>の『共闘ことばRPG コトダマン』が前日の115位から20位まで急浮上してきた。『コトダマン』は、2月2日より、「モンストコラボ第4弾」を開催しており、「ルシファー(堕天使)」「ネオ」など10体のコラボコトダマンが新登場していることが今回の順位上昇につながったもよう。

ほか、YOTTAGAMESの『マフィア・シティ』と、Playrix Gamesの『ホームスケイプ』がトップ30に復帰した。

2月4日9時現在のApp Storeの売上ランキング（ゲームカテゴリー）は、バンダイナムコエンターテインメントとアカツキ<3932>の『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』の首位が続いた。

上位陣では、バンダイナムコエンターテインメントの『ONE PIECE バウンティラッシュ』が前日の48位から3位に急上昇した。『バウンティラッシュ』は、2月3日14時より、「3rdアニバーサリー感謝キャンペーン第2弾」を開催しており、その中で超レジェンダリーキャラ「★4 海賊王を夢見る男 モンキー・D・ルフィ」が登場した超バウンティフェスを実施していることが今回の順位上昇につながったようだ。

出所：AppAnnie

また、コナミデジタルエンタテインメントの『実況パワフルプロ野球』が前日の56位から11位に浮上してきた。『パワプロ』は、4,600万DL記念のループガチャを2月3日より開催しており、「ホールスアン4世」と「 [匠の技]堂江 竜河」が新イベキャラとして登場していることが売上に寄与しているもよう。

出所：AppAnnie

ほか、アニメ「進撃の巨人」とのコラボイベント第2弾を2月3日より開始したアイディスの『ラストクラウディア』などがトップ30に復帰した。