【人事】バンナムHD、監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行を決定 移行後の役員人事が内定 取締役会長の田口三昭氏は退任に
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バンダイナムコホールディングス<7832>は、2月8日、6月開催予定の第17回定時株主総会で承認可決されることを条件として、監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行することを発表した。
また、これに伴い、 監査等委員会設置会社移行後の役員人事を内定した。
■監査等委員会設置会社への移行について
(1) 目的
コーポレートガバナンス体制の強化をはかるとともに、スピーディな意思決定と業務執行を行うことで、企業価値のさらなる向上に取り組むことを目的に、監査等委員会設置会社へ移行する。・委員の過半数を社外取締役で構成する監査等委員会を設置し、監査等委員である取締役に取締役会における議決権を付与することで、取締役会における監査・監督機能を強化する。
・業務執行に関する一部権限を取締役会から新設会議体(常勤役員会)に委譲することで、変化の速いエンターテインメント市場において、さらにスピーディな意思決定と業務執行を行う。
(2) 移行の時期
2022年6月開催予定の第17回定時株主総会において、移行に必要な定款変更と取締役選任について承認可決ののち、監査等委員会設置会社へ移行する予定。監査等委員会設置会社への移行後は、同社の取締役14名中5名が社外取締役で構成されることとなる。また、5名の社外取締役については、同社の定める「社外役員の独立性に関する基準」を満たしており、一般株主と利益相反が生じるおそれがなく、高い独立性を有していると判断しており、東京証券取引所の定めに基づく独立役員として同取引所に届け出る予定だ。
なお、6月開催予定の第17回定時株主総会をもって、取締役会長の田口三昭氏のほか、非常勤取締役の河野聡氏、非常勤の社外取締役である野間幹晴氏が取締役を退任し、社外監査役の須藤修氏と上條克彦氏も退任する。
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコホールディングス
- 設立
- 2005年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 川口 勝
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆502億1000万円、営業利益906億8200万円、経常利益1041億6400万円、最終利益1014億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7832